mikenyan88の日記

折に触れて自分の思ったことをアップしていきます。

話題先行

戦力外通告を受けた自軍の京都大学出身の投手の話題に触れて

彼に対して可哀想なことをしてしまったと語ったプロ野球

千葉ロッテマリーンズ伊東勤監督のことばにプロ野球ファンのひとりとして

考えさせられるものがありました。

この伊東勤監督のことばに触れた記事にあったように、我が国のプロ野球では

京都大学東京大学出身の選手が大成したという史実はほとんどないし、

プロ野球と同じく人気のあるプロレスや大相撲などでも旧帝国大学出身の選手が

横綱大関になったとかタイトルを獲ったという事実もないのに、

プロ野球セリーグパリーグの球団が時折旧帝国大学出身の選手を指名するのは

やはり東京大学出身の何々選手がパリーグのどこどこに入ったと

マスコミが騒いで話題作りになればという観点で指名に踏み切っている

部分もあると思うのです。

確かに千葉ロッテマリーンズに限らずパリーグの球団はほとんど苦しい運営を

強いられていて、全国区の人気のある読売ジャイアンツ阪神タイガース

話題をさらわれまいと意表をつくようなドラフト会議でのアマチュア選手の

指名に踏み切るケースもあると思うけれど、識者が指摘するように

野球強豪校や社会人野球出身の選手に比べて東京大学京都大学出身の

選手はやはり体作りの点で劣ることは否めず、プロ野球でも通用しそうな

豪速球を投げているし、彼は京都大学出身だからマスコミが騒いで

一面に乗るだろうなどと安易な気持ちで指名に踏み切っては選手本人の

ためにもならないと思うし、未来ある若者を潰してしまったといって

のちのち球団側が逆に批判されることになると思うのです。

このプロ野球のドラフト会議でもう一つ引っかかるのが、今年話題の

早稲田実業高校の某選手であって、まだドラフト会議まで時間があるというのに

ほとんどの球団のスカウトが彼のもとに面談に詣でる姿には正直違和感を

覚えたし、プロ野球で期待通りの結果を出せるかわからない彼に対して

君はうちに必要な戦力と持ち上げる球団関係者の姿に、話題先行のまま

潰れて鳴かず飛ばずの成績に甘んじている彼の先輩の斎藤佑樹投手や、

人気番組のしくじり先生やそれに類似した番組でプロ野球時代の放蕩ぶりを

カミングアウトした新庄剛志森本稀哲中村紀洋元選手らの姿が

浮かんでしまったし、彼の一位指名は微妙と言いつつもイチロー選手以来の

生え抜きスターがほしいといって彼に挨拶に訪れた我らが

オリックスバファローズに対しても、ここ数年あえて注目選手を

ドラフト会議で指名しない戦略が功を奏してルーキー選手が

2人同時にマイナビオールスターゲームに出場するという快挙を達成したのだから

話題先行の勝ち馬に乗るのは止めにしてスカウト陣の眼力を信じて

無名でも派手さはなくても実力本位で指名選手を選んではと

あえて言いたいところです。

優勝争いをすれば自ずとファンもマスコミもチームに注目するようになるし、

あのイチロー選手だって高校時代は無名に近かったのですから。

さて、話題先行、勝ち馬に乗るといえばプロ野球の話から外れるけれど

間近に迫った衆議院議員の総選挙が思い浮かびます。

小池百合子氏のご機嫌を取ろうといって選挙ポスターを緑にしようかなどと

テレビカメラの前で真顔で語る候補者の姿を見て節操がないと思ったのは

筆者だけではないと思うし、政党本位の選挙が浸透して小選挙区選挙と

比例代表選挙の違いが曖昧になっている現状の中で、小池百合子氏や

自民党安倍晋三首相の名前だけを見て彼女や彼を支持していると

いうだけで政治家としての実力のない候補者が当選する事態は避けねばと

思うのですがいかがでしょうね。

秘書をハゲと罵ったあの代議士も道ならぬ恋で批判を浴びたあの代議士も

政治家になっていなければ別の人生があったと思うし、緑に染まった、

あるいは候補者と安倍晋三首相が一緒に微笑むポスターだけで

大切な投票先を決めてしまうようでは我が国の将来も

候補者の人生も狂わせてしまいかねないように筆者は思うところです。