mikenyan88の日記

折に触れて自分の思ったことをアップしていきます。

無観客試合

プロ野球にしろ、サッカーのJリーグにしろ興行という性格上、

競技場に観客を入れずに試合を行うことは通常ありえず、競技場の

観客席の改修工事中だったり、他球団との練習試合や自軍内での紅白戦など

観客を入れる必要のない試合であったりという事情でもなければ

いわゆる無観客試合を行うことは稀と言えます。

この無観客試合で思い出すのが、相手の北朝鮮のサッカー連盟の不手際に

よって第三国での無観客試合とされたサッカー日本代表の試合であって、

スタンドに入れないならば何とか覗き見のような形でも観戦できないかと

いって、競技場に近い高層ホテルを紹介していた当時のテレビ番組には

苦笑してしまったけれど、無観客試合で競技場に入れないことを承知で

開催国のタイにはるばるやってきた我が国のサッカーファンの気概は

立派なものであって、ある意味これも神対応のひとつに思えたし、

テレビ中継の音声に競技場の外から声援を送る彼らのエールがしっかり

入っていたことを思うと、当時無観客試合を戦っていた選手たちには

声なき声を送る競技場の外のファンはもちろんのこと、無観客試合

観客となれという中継番組のキャッチコピー通りに遠い我が国から

異例の試合を戦う選手たちを案じつつテレビの前から

惜しみない声援を送っていたファンの声援もまた届いていたと

思うのです。

さて、このサッカーの事案は相手国へのペナルティーとして無観客試合

なったものである意味致し方ないところがあったけれど、

主催者側の甘い天候の読みで不本意な形で無観客試合のようになって

しまったのが本日沖縄県で行われる予定であったAKB48選抜総選挙

開票イベントです。

この一年一度、しかも沖縄県での初開催の恒例行事が無観客試合となって

しまった上に中止の発表やテレビ中継への配慮、パブリックビューイングなど

メンバーを眼前で見られる機会を奪われたファンの心情とそれを思いやる

メンバーの気持ちを考えると後手後手の対応の

主催者側に苦言を言いたくなるけれど、

総選挙の会場まで来られたのだし、イベントが見られないならば

観光するからいいよといって大して愚痴ることもないファンの

心意気には関心させられるところがあったし、首都圏や関西などの

パブリックビューイングを先に決めてしまって肝心の沖縄県入りした

ファンへの対応が後手に回ってしまったのも何とも言えないところがあるけれど、

ギリギリになって沖縄県内でのパブリックビューイングが決まったことは

何よりと思うし、先に触れたサッカー日本代表のサポーターに負けない

暖かいファンの気持ちが不本意な無観客試合を強いられたメンバーに

届くことは確実のように思うところです。

さて、無観客試合というテーマで最後に触れておきたいのが筆者が

学生時代に通っていた学習塾の講師が衛星放送を駆使したサテライト授業の

収録を生徒のいないスタジオで行ったけれど、自分の授業を理解して

くれているのかその場で把握できず、生徒のいないという異色の環境での

授業にはどうも馴染めないと正直な感想を述べていたことです。

まだ今ほど衛星通信やインターネットを駆使した通信教育が

普及しておらず、お茶の間の人気者となった林修でおなじみの

東進ハイスクールもそれほど知られていなかったころの言葉であるけれど、

人工知能全盛の時代になっても誰もいないところで授業をやれと

言われたら教師が戸惑うというのは変わらないと思うし、

確かにライブ中継の便利さは認めるものの生徒の反応があってこその

授業、ファンの声援が聞こえてこその興行と思うのですがいかがでしょうね。