mikenyan88の日記

折に触れて自分の思ったことをアップしていきます。

ガンバリズム

汗と筋肉は時代に合わないから看板商品のリポビタンDのCMのコンセプトを

変えた。

リポビタンDでおなじみの大正製薬の幹部のことばに筆者は体育会系と

呼ばれる職場で倒れそうになりながらリポビタンDを手に終バスを

待っていた会社員時代を思い出し、ケイン•コスギ、照英、渡辺裕之

いわゆる肉体派俳優が断崖絶壁に挑みながらファイト一発と叫んでいた

時代からガンバリズムを懐疑的に見て、与えられた場所で自分の

キャパシティの範囲で自分なりに頑張ればいいというように

我が国の考え方が変容してきたことが体育会系そのもののCMの変化に

つながったのではないかと思いました。

確かに今のリポビタンDのCMは汗水垂らして働くというよりも

価値観の多様化を是認してYouTubeで糧を得ている男性などが出てくるように

なったけれど、汗水垂らして働かずともいくらでも糧を得る術はあるのだし、

与えられた場所で咲いている花の美しさを皆が気づくようになってきたのは

個人的にはとてもいいことと思うのです。

このリポビタンDのCMは頑張って頑張って頑張るというどれだけ頑張れば

気がすむのかというぐらいのガンバリズムがかつてコンセプトであったと

いうけれど、24時間戦えますかというライバルの栄養ドリンクのCMともども

倒れこむまで頑張るという我が国に根付く悪しきイデオロギーの象徴で

あったように思うのです。

これらのドリンク剤のCMとバブル景気の頃から一線を画すCMを

送り出してきたのがユンケル黄帝液でおなじみの佐藤製薬で、

筆者の子ども時代に流れていた1日一本ユンケルケアー、、、とタモリさんが

軽やかに歌う懐かしいCMは今でも鮮明に覚えているし、

タモリさんに変わってCMキャラクターになったイチロー選手も

体調の悪い素振りを見せて完璧な人間などいないし、丈夫に見える人間でも

医者の世話にならねばならないときがやってくるという当たり前のことを

CMを通して教えてくれたように思うのです。

このユンケル黄帝液のおかげか、長寿番組の司会、プロ野球

日米通算最多安打と分野は違うけれど、CMキャラクターだったタモリさんと

イチロー選手がギネスブック入りを果たしたことは何かの縁だと思うし、

ブラタモリで神戸市の異人館街を訪れたこともあるタモリさんが、

この神戸市をかつて本拠地にしていたオリックスバファローズに復帰した

イチロー選手を出迎えて、お互いの労を労いつつ一緒に神戸市を

のんびりぶらっと散歩するというCMもいつの日か見てみたいと

思うのですがいかがでしょうね。