mikenyan88の日記

折に触れて自分の思ったことをアップしていきます。

言葉じり

有名人、一般人にかかわらず、後ろ指を指されることをしでかした人間が

書き残した紙の日記や卒業文集、SNSがあたかも事件の背景を探るキーのように

語られることがあります。

これがフィクションの刑事ドラマならば目くじらを立てる必要もないの

だけれど、リアルな事件捜査において、警察官ならともかく、メディアが

非行少年の卒業文集をワイドショーで取り上げてどこか不自然な記述がないかと

荒探しするような対応にはいささか疑問符が付くところがあります。

確かに卒業文集にしろSNSにしろ本人のことばであるには違いないけれど、

私は大麻を吸いましたなどと自らカミングアウトするような人間はいないし、

臨床心理士が面と向かって被験者に行う心理検査に比べて、内容を誰かに

吹き込まれたとかゴーストライターが書いたとか本人になりすまして

誰かが書いたという可能性が拭えないSNSや文集の類は信頼性に欠けると

思うのです。

特に最近は芸能人の不祥事で彼らのSNSやインタビューでの言動が

取り上げられることが多くなったけれど、昨年テレビ番組で清原和博さんが

語っていた、以前の映画のイベントで司会者の声が聞こえなくて

生返事やチグハグな応答をしただけなのにあたかもそれが薬物と

関係あるかのように報じられたのは不本意ということばには考えさせられる

ものがありました。

この清原和博さんと同じく薬物事案で警察沙汰になっている

ジャニーズ事務所の人気アイドルにしても、彼のSNSの以前の夜中誰かが

ドアを叩いているようで気味が悪いという記述を引用し、これまた薬物の

影響であるかのように読者に思わせる新聞記事には疑問を持たざるを

得ません。

ここで挙げた二つの事例を自分のこととして考えてみると、五月蝿いところで

友人に呼び止められたけど気づかなかったとか、深夜のホテルで

どこからともなくノックの音が聞こえてきて薄気味悪い思いであったという

体験をしたという方は少なからずいると思うし、そんな些細なことで

薬物事案でクロのように言われては敵わぬという人もいるのでは

ないでしょうか。

さて、SNSといえばかつての西川史子神田うの沢尻エリカのような

高飛車な言動で世間の反感を買っている現役医大生のモデルが芸能活動の

ために大学を自主退学すると言って物議を醸しているようです。

確かに彼女の言動にはハクをつけるために医大生になったとか、

あるいは東大生を卑下したような発言もあって看過できないところもあるけれど、

そうしたSNSやテレビでの言動は事務所に吹き込まれていることも

否定できないし、自主退学ではなく懲戒退学だろといって個人情報で

あるはずの彼女の退学通知の画像をを見せしめのごとく個人のTwitter

貼り付けるのはいささか行き過ぎのように思うのですがいかがでしょうね。

彼女は先の薬物事案のように違法行為を起こした訳ではないのに犯罪者の

ように扱うのは明らかにやりすぎだし、今回の画像が元で彼女に殺害予告など

される事態になったら取り返しがつかない事態にならないでしょうか。