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mikenyan88の日記

折に触れて自分の思ったことをアップしていきます。

外資が悪ではない

東芝日曜劇場サザエさんなど高い視聴率を誇る番組のスポンサーを

長年続けてきた我が国の家電大手の東芝が、テレビの広告戦略どころか

決算発表ができないとか東京証券取引所への上場が廃止になるのではという

瀬戸際に立たされています。

この東芝半導体部品の工場が立地し、半ば企業城下町のようになった

三重県四日市市では東芝頼みの地元経済なのに工場が閉鎖の憂き目にあったら

従業員の雇用ももちろんだけれど、下請け企業や飲食や宿泊など地元に

大打撃ではないかと戦々恐々としています。

アメリカでの原発事業の失敗の尻拭いの様にこの半導体部品の事業を

東芝本社が切り売りして当座をしのごうというのも、本丸が破綻しては

四日市市どころか我が国の経済に大打撃なのは必至なので、

止むを得ない部分もあると思うけれど、我が国の半導体技術を付け狙う

中国などに技術が流出してはならぬといって東芝本社はもとより

日本政府も外資にこの東芝半導体部門の株式が買い占められてはいけないと

警戒を強めています。

確かに産業スパイに我が国のエンジニアが地道に築いてきた技術が盗まれては

敵わないけれど、筆者の私見を言うならばもっと大事なことは自分たちの

先行きを心配する先の四日市市の工場の従業員たちや地元の方々に安心して

貰うことであって、四日市市の工場と雇用を守り抜くと言うならば

売却先が外資でも構わないと思うし、個人情報保護だ暗号化だと

しきりに言われている昨今、工場の運営面も含めて産業スパイの魔の手から

技術を守る術は幾らもあるように思うのです。

この東芝企業城下町四日市市の隣県にある愛知県岡崎市三菱自動車

工場を先ごろ視察に訪れた三菱自動車の実質的な親会社の日産自動車

カルロス・ゴーン会長など最初は黒船のように警戒されて、

日産自動車の経営再建に伴う矢継ぎ早の工場の閉鎖が非情とも言われたけれど、

リコールの隠蔽や燃費データの不正問題で先行きを不安視する三菱自動車

工場の従業員に対して工場の存続を約束して雇用を守り抜くと断言したのは

心強いことばと評価できると思うし、従業員を安心させることばと同時に

現場の生産性の向上を求めたのはさすが過労死とかブラック企業という

ことばとは無縁の国からやってきた白馬の騎士という感じであって、

閉塞状況に陥ってしまった我が国の企業をあえて外資に委ねてみることも

悪くないのではないかと思うのですがいかがでしょうね。