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mikenyan88の日記

折に触れて自分の思ったことをアップしていきます。

弱いから死ぬのではない

昨年の電通の女性社員の自死に端を発した、ブラック企業と働き方改革の

問題を学生新聞で取り上げた東京大学の学生が、級友に弱い人間だから

犠牲になるのであって決してブラック企業が一義的に悪い訳ではないと言われて

疑問を持って東京大学の先輩はなぜ非業の死を遂げねばならなかったのか

取材する気持ちになって、実際に遺族へのインタビューなどブラック企業

インサイドに切り込むうちに自分も就職先として憧れていた電通のイメージが

180度変わってしまったと聞いて、最高学府のプライドからか自分は

大丈夫とか関係ないというひとりよがりな思い込みで未だに電通

日本IBMをはじめとするブラック企業を希望する学生も少なくない

東京大学にもブラック企業のブラックたる部分をまざまざと見せつけられた

筆者と価値観を共有できる人物がいたのかと思うとともに、

弱いから死ぬのではないという当たり前とも言える考え方が我が国に

広まっていけば確実に世界は変わるのではと思いました。

さて、ある意味この電通の問題以上に悲しい事案が宮城県内で起きて

しまいました。

ある公立中学校の生徒の自殺が教諭の体罰が原因であると認定されたのですが、

その体罰の内容が生徒を拳で殴ったり、あろうことか粘着テープで

生徒の口を縛るなど正気の沙汰とは思えない中身であって、

これが指導と呼べないことは自明であるし、粘着テープで教諭に

口を縛られて自死を選んだ生徒に対して彼は弱いから死んだということは

誰にもできないことは明白と思うのです。

毎週末張本勲の濃い顔を見るたびに彼のような精神論はもはや時代遅れであり、

弱肉強食という旧態依然の考え方を是認してきた我々日本人のイデオロギー

日本という国をミスリードしてブラック企業うつ病、自殺者の増加、、、

などなど強い者賛美の歪みを生んでしまったように思うのです。

職場や学校で気落ちしている表情の人を見かけたら張本勲のように

なぜそんな顔をするのかと一喝するのではなく、疲れていないか

悩みはないか、休まなくていいのかと声をそっとかけてあげることが

寛容への第一歩と思うのですがいかがでしょうね。