mikenyan88の日記

折に触れて自分の思ったことをアップしていきます。

悲しい必要悪

国有地の不正売却疑惑や、安倍晋三首相夫妻との不適切な関係が問題となった

余波で予定していた小学校の開校の断念を余儀なくされた大阪府

あの学校法人。

前理事長の奔放すぎる言動は笑い飛ばせばいいけれど、教育勅語云々という

前時代的な教育内容や洗脳まがいの教育方針を見て、これでは民事再生法

適用の申請に至ったのも自業自得と感じたり、学園がそうした異質という言葉では

片付けられないほどの偏向教育に走っているのに保護者たちは大事な子息が

そうした教育を受けさせられていることや、嫌いな給食を無理やり食べさせたり

おしっこを漏らしても保育士が始末しないなどの虐待まがいのしつけが

行われていることを知りながらなぜ同じ場所で保育園を続けよと署名を

行っているのかと疑問を感じている人も存在すると思います。

でも、保育園落ちたということばが流行語になるほど待機児童問題が

深刻化している現状を踏まえればこの学校法人が運営する保育園を

必要悪というのは抵抗があるけれど、件の学校法人が行ったことは

けしからんけれど保育園が急になくなったら私は仕事に行けぬとか

転籍を余儀なくされたら新しい環境に急に放り込まれてしまう子どもたちが

可哀想という保護者たちの主張にも大義名分があると思えるのではない

でしょうか。

今回の保育園に通っている子どもたちはほとんどが健常者のようだけれど、

新規場面への対応やコミュニケーションが健常者以上に大変な

精神障害や知的障害の子どもたち、あるいは普通学校に通う場合

医療的ケアの問題がついて回る重い身体障害の子どもたちの場合は健常者以上に

保育園や学童保育への受け入れで難渋するケースが多々あって、

家事や仕事をこなしながら愛息の受け入れ先を藁にもすがる思いで探し回る

親御さんの苦労が偲ばれます。

かくいう筆者も自分は成人してから障がい者となったので学生の時は

支障なく普通学級に通うことができたけれど、もっと早く病気を発症して

いたら自分も家族も生きるために重い重い十字架を背負う羽目になっていたように

思うのです。

こうした障がい者とその家族の切実な思いを踏みにじるように、長野県内の

障がい者施設が運営する団体の事情で突然閉鎖されようとしているのは

由々しきことと思うし、利益追求だけでは限界のある障がい福祉の

分野に拝金主義を持ち込んだ団体にも疑問を呈さざるを得ないけれど、

必要悪でも何でもいいからずっと子どもにつきっきりでいないといけない

自分たちの負担を何とかしてくれと施設にすがった障碍児の親御さんの

気持ちを十分尊重した神対応を行政に期待したいところですが

いかがでしょうね。