mikenyan88の日記

折に触れて自分の思ったことをアップしていきます。

メーデーに思う

昨日はメーデー

働き方改革という言葉が声高に叫ばれる中で、例年にも増して

大切な一日になったと思います。

でも、ある識者が指摘していたとおり、今の我が国の雇用環境で

いたずらに残業を減らせといってもサービス残業が増えて、物価の上昇や

人工知能や賃金の安い外国人労働者に雇用を奪われるという懸念も

もっともであって、土俵際に追い詰められた結果率先して残業時間の削減に

取り組まざるをえなくなった電通の社員たちがカフェや自宅で

実質的なサービス残業をせざるを得なくなっていることや、こちらも

従業員への残業代の未払いや過重労働が問題になっていたヤマト運輸

値上げ問題によってネット通販ユーザーにしわ寄せが来ると言われていることが

国民の意識改革なしで働き方改革を進めることが困難であることを

証明しているように思うのです。

でも、ブラック企業の悲哀を知る者としてはやはり多少のリスクや不便を

負っても働き方改革を進めるべきと思うし、今の状態をいつまでも

放置していては過労死や過重労働による長距離ドライバーの交通事故は

いつまでもなくならないと思うのです。

先の識者は物質的な豊かさを取るか経済的な豊かさを取るかという

提言をしていたけれど、筆者の私見ではこれも日本人のイデオロギー

24時間戦えますか?が流行語大賞になったバブル期よりも変容していることが

事実であって、国内総生産や国民総生産よりも国民総幸福という

独自の指標を取るブータンの王子の来日が大いに歓迎されたり、

このブータンに近く過度な資本主義に異を唱えるチベット仏教ダライ・ラマ

考えに共鳴する日本人が増えたり、南米やアフリカ大陸の貧困にあえぐ

発展途上国のありのままを伝えるドキュメンタリー番組が反響を呼んでいる

ことがこのイデオロギーの変容を証明していると思うのです。

ブームが再燃の兆しを見せる植木等を起用した公共CMで訴えているように

いくらお金があっても心が豊かでなければ人間としての資質に欠くと思うし、

二度目の東京オリンピックまでに狭いながらも楽しい我が家と言いつつ

残業を切り上げたマイホームパパが家族団欒を囲む光景が広まればと

思うのですがいかがでしょうね。