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mikenyan88の日記

折に触れて自分の思ったことをアップしていきます。

ハナミズキ

僕の我慢がいつか実を結び、、、

大好きな一青窈の名曲の一節です。

健常者である頃から筆者はこの歌が好きで、今もその気持ちは変わらないけれど

数え切れないほど我慢に我慢を重ねてきたのに、我慢の果実をなかなか

手にできていないので冒頭に引用した一節がどうしても胸に引っかかるのです。

さて、入社式や五月病ということばがささやかれる時季であって、

働き方改革が叫ばれている最中ということも相まって、

今年度の新入社員の動向といった企画をテレビでよく目にします。

でも、その中でテレビ朝日のあるワイドショーについては個人的に

看過できない部分がありました。

司会を務める男女のアナウンサーの掛け合いの中で今の若者は我慢が足りず

希望を持って入った会社に理想とのギャップを感じたり上司と反りが

合わなかったりするとすぐに会社をブラック企業のようにこき下ろして

すぐに辞めてしまうのがけしからんというのです。

石の上にも三年と番組側はいいたいのだろうけれど、個人的な思いを

言わせて貰うならば理想と現実のギャップを問題視するならば

若者だけでなく合同説明会などで自分たちに都合のいい甘言ばかり言って

ブラック企業のブラックたる部分を彼ら就活生が入社するまでオープンに

しない企業側に責任はないのかと言いたいし、ぬるま湯に浸かってきたように

言われるゆとり世代のほうにも責任がないとは言えないけれど、

上司の側も若者に迎合とまでは行かなくても折れるところは折れて

彼らの価値観や考え方を受け入れることが大事な人材を預かる者の

責任と思うし、それができないならば組織を回すことは不可能と

思うのです。

それに石の上にも三年という我が国の旧来の考え方にしても、

筆者もブラック企業に入ってからの難行苦行を周囲に披露すると

よく3年以上も我慢したね、自分ならそれは無理だと目を丸くする人が

ほとんどであるし、ゆとり教育の是非はさておいて張本勲の世代とは

まるっきり考え方の違うイマドキの若者にあまり無理強いしては

うつ病や若年層の自殺者の増加などよくない結果を招くように

思うのです。

さて、彼ら新入社員と年代の近い大相撲の稀勢の里関やプロ野球

 大谷翔平投手が試合に強行出場したことが議論の的になっています。

アスリートとサラリーマンでは立場や境遇も大違いだし、彼らの

行為の是非をここで論じることは避けるものの、巡業の出場が

微妙になって名誉の傷の痛みが止まぬ稀勢の里関しかり、騙し騙しやってきた

ツケが一気に来たように二刀流どころか打者での公式戦出場もできなくなった

大谷翔平投手しかり、限界を超えて戦場に赴くのはかっこいいといえば

かっこいいけれど、我慢のツケは必ず回ってきて自分だけでは

返せないほどになってしまうというのは確かというのは言っておきたいと

思います。

さて、メッセージ性のある内容が永年視聴者の好評を得ている缶コーヒーの

CMが働き方改革をテーマにした作品を送り出しました。

働き方改革とかブラック企業ということばを使わずに筆者の言いたい

ことを代弁してくれているようであって、筆者が我慢ということばでは

片付かないほどの艱難辛苦を強いられたIT企業を舞台にゆとり世代

アイデンティティーを尊重した働き方改革の具体例を示してくれているようで

とても好感が持てました。

タモリ北島三郎永六輔大橋巨泉など有名人を起用した作品が話題を呼ぶ

このCMには、大谷翔平投手や稀勢の里関とイチロー選手やサッカーの

三浦知良選手などアスリートの先輩との対談を通じて小泉純一郎元首相の

痛みに耐えよという米百俵の逸話がほんとうに正しいのか

視聴者に問いかける作品や命を賭して働き方改革の布石を作った

女性への追悼の思いを込めた広告業界の働き方改革をテーマにした作品を

今回の続編として期待したいところです。

さて、昨年までは缶コーヒー片手に花見など叶わなかった筆者も

缶コーヒーでも団子でも飲み食いしながら花鳥風月を味わうという

当たり前の喜びが取り戻せたことに幸せを感じています。

この当たり前の日常の大切さを認識できたことが筆者にとっての我慢の

果実と思っているし、我慢の果実を味わうことのないまま志し半ばで

この世を去った若き企業戦士たちを思いながら件のCMの缶コーヒー片手に

ハナミズキの実物を見られたらと思うのですがいかがでしょうね。