mikenyan88の日記

折に触れて自分の思ったことをアップしていきます。

宣伝のあり方

半ば流行語となった故藤田まことのテレビ時代劇中での

当たり前田のクラッカーという名文句や、生コマーシャルと称して

テレビのワイドショー番組に挿入されるテレビショッピングや商品の宣伝に

目くじらを立てる人はいないと思うし、受信料に依存するNHKと違って、

スポンサーが広告料を支払ってくれているおかげで無料で番組を楽しめる

我が国の民放のテレビ局については番組の途中にCMが挟まることもある程度は

受容せねばと思っている人も少なくないと思うのです。

でも、国民的長寿アニメといえるフジテレビのサザエさんで行き過ぎといえる

商品の宣伝の事例があったことは正直看過できないと思うし、決算発表を

幾度も先送りするほど崖っ淵の経営状態でもはやサザエさんどころで

なくなってしまったかつての筆頭スポンサーの東芝の問題で

番組の存続のためになりふり構わず東芝以外のスポンサーに媚を売っている

というのも詭弁であってそこまでするくらいならスポンサーと無縁の

NHKに放送権を譲渡するとか、NHKの受信料と同じく課金制でスポンサーへの

依存度が薄い動画配信や衛星放送に潔く以降したほうが視聴者の反発も

招かず長谷川町子が草場の陰で泣いていると喝を入れられることも

ないと思うのです。

このサザエさんの騒動については、日産自動車と宝くじを受け持っている

みずほ銀行への配慮が透けて見える番組改変が見られたけれど、

どちらかというと日産自動車のほうが問題であって、番組内での

懸賞企画の告知とはいえどまだ未就学の設定のタラちゃんに

新型自動車の宣伝を言わせることは道義的にどうかと思うところがあるし、

筆者がそれよりも問題視したいのは、昨年の痛ましい地震被害の復興支援として

サザエさん一家熊本県大分県の被災地をドライブするという

内容だったけれど、カーマニアでなくてもGoogleで画像検索すれば

日産自動車のあの車だと容易にわかってしまう自動車でサザエさんたちが

旅をしていたことです。

これではスポンサーの日産自動車平成28年熊本地震の復興支援を名目に

ちゃっかり自分たちの宣伝をしていると偽善者のように批判されても

仕方がないと思うし、カリスマ経営者としてこの会社の頂点に君臨し続ける

カルロス•ゴーン氏には同じく日産自動車が支援を続けている毎年恒例の

日本テレビ系列のチャリティー番組も偽善者のように週刊文春のネタにされて

いることを重く見て、自社の宣伝活動に行き過ぎがなかったかと検証した上で

伊達直人の爪の垢でも煎じて飲めと言われないようにして欲しいと思うし、

そうした自己批判の姿勢がなければ日産自動車も先の東芝や、こうした

広告宣伝業界の問題を白日に晒した深い代償を負わされている電通

二の舞になるのではと思うのです。

みずほ銀行にしても、ギャンブルはご法度の子どもが見ているアニメ番組で

宝くじの告知めいたことをしたのは我が国でのカジノの合法化に絡んで

ギャンブル依存症対策が国会で議論されている中で不謹慎であったと

言わざるを得ないと思います。

今回はサザエさんであったけれど、長寿番組であった土曜ワイド劇場を

打ち切ったことが賛否を呼んでいるテレビ朝日も、今回のフジテレビの

事案を他山の石として、もはやアニメの枠を超えて我が国の代名詞や

象徴のようになっているドラえもんをこれまで以上に大事にして

藤子・F・不二雄が泣いていると言われる事態は絶対に避けて欲しいし、

長年プロレス中継に力を入れてきたのに伊達直人の爪の垢でも、、、

と言われる事態になっては開局以来の恥だと考えて欲しいと思うのですが

いかがでしょうね。