mikenyan88の日記

折に触れて自分の思ったことをアップしていきます。

つくりもの時代の終焉

テレビ東京の経済番組で、テーマパーク戦国時代という企画を見て

明日筆者の地元にオープンするレゴランドと、これに入れ替わるように

閉園を迎えようとしている福岡県のスペースワールド

レゴランドの開業で先行きが懸念される近隣の南知多ビーチランド

日本モンキーパークラグーナ蒲郡志摩スペイン村などの施設や、

一度破綻のような状況から再生したと言われる四国のレオマワールド

長崎県ハウステンボスなどのさまざまなテーマパークの栄枯盛衰が

浮かんできました。

筆者もこれらのテーマパークのいくつかに足を運んだことがあるけれど、

今回のレゴランドもそうだけれど、地元の名古屋市とは関わりの薄い

テーマパークを誘致してどれだけ観光誘致に役立つのだろうかというのが

正直な思いです。

また、開園して30年以上になる東京ディズニーランドを未だに本来の千葉県では

なく、東京という名前につられて東京都にあると誤認している人が

少なくないようにレゴランドしかりこの東京ディズニーランドしかり

テーマパークだけつまみ食いのように見て周辺の地域を見ないままで

観光客が去ってしまっては地元にお金が落ちないばかりかレゴランド

行ってきたけれどあれは何県だったのだろうといった顔をする観光客も

出てくるのではないかと思うのです。

これでは地域振興、経済効果ともに限られてしまうし、地元は交通渋滞や

不慣れな観光客の増加で要らぬ負担を押し付けられたままで肝心の

経済効果はテーマパークで働く人や宿泊や交通の事業者など

限られたところにしか降りてこないということも

考えられると思うのです。

先に触れたスペースワールドにしても八幡製鉄所と大宇宙では接点を

見つけにくいし、物議を醸した氷漬けの魚のスケートリンク騒動は

このスペースワールドの最後のあがきであって、たけのこのように

できては栄枯盛衰の果てに消えて廃墟になってしまうテーマパーク乱立への

警鐘だったように思うのです。

地元民としては観光地としての魅力度最下位と言われて残念な思いもあるけれど、

レゴランドの開業が直ちに名古屋市の魅力度向上に結びつくとは

思えないし、ある旅行ライターにつくりものだらけと揶揄された

佐賀県の吉野ケ里遺跡と同じく、河村たかし名古屋市長の半ばごり押しで

決定した名古屋城天守閣の木造での復元もやはりつくりものに

過ぎないと思うし、スペースワールドの閉園をつくりもの時代の終焉と

捉えてつくりものやハコモノに頼らない観光振興を考えていくべきと

思うのですがいかがでしょうね。

岐阜県飛騨市をはじめとして聖地巡礼で沸いている自治体など、

アニメや映画の舞台になったというだけでつくりものとは無縁の

原風景そのものではないですか。