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mikenyan88の日記

折に触れて自分の思ったことをアップしていきます。

適正運賃

何気なく目にとまった北海道からの酒の肴の産直の広告に送料一律

1300円とあったのを見て、酒の肴ならばスルメやさきいかなど常温でも

差し支えない商品も多いし、塩辛や松前漬けなど冷蔵や冷凍が必要な

ものでも小さい瓶が一個など大して嵩張らないものも多く、

一回の注文で送料1300円は高く、下手したら商品代と送料とどちらが

高いのかという議論になるのではと思いました。

でも立ち止まって考えてみると、北海道から本州へは道路が通じて

おらず青函トンネルの鉄道貨物や津軽海峡のカーフェリー、

航空便に頼らざるを得ず距離もあるために常温の小荷物でも

1300円というのは個人で宅配便を利用することを考えたら決して高いとは

言えず、行き過ぎと言われるAmazonの送料無料サービスやこのAmazon

同様に運送業界との大口契約で送料を割り引いて貰っていることも

珍しくない我が国の通販業界のシステムに我々が飼い慣らされてしまって

いることを自省せねばならないと思うし、送料を余分な出費と考える

我々の考え方を変えていかないと流通クライシスと雑誌に書かれるほどの

運送業界の疲弊した状況は改善せず、春闘の争点になったヤマト運輸

異常といえる荷物の取り扱い量の問題は解決しないと思うのです。

テレビの旅行番組や旅行雑誌を見て北海道に憧れを持ってもおいそれと

行けないからといってせめて気分だけでもという発想は理解できるけれど、

それならば各地の百貨店やスーパー、ショッピングモールで開かれている

北海道物産展や駅弁大会でも事足りる訳だし、自宅にいながら

北海道気分をと思う向きは受益者負担の考えに立って送料を負担すべきと

思うのです。

ましてやコンビニや量販店で容易に入手できるような書籍や文房具まで

通販に頼ろうという人は戸口まで持ってきて貰える対価として

送料を負担しないと我が国の物流システムが破綻しかねないといった

危機感を持たねばならないと思うし、マスコミもAmazonヤマト運輸

どっちが正論という議論も大事であるけれど、いわばブラックボックス

ようになっている通販の商品が我々に届くプロセスや物流の現場の

ありのままの姿やそこで働く人間の生の声もきちんと届けて

欲しいと思うのですがいかがでしょうね。