mikenyan88の日記

折に触れて自分の思ったことをアップしていきます。

ほんとうの地域創生とは

地域創生の一環として各地の自治体が発行しているプレミアム商品券。

このプレミアム商品券が消費の喚起に直結しない医療費や光熱費の支払い、

食料品の買い物に使われていると聞いて、同様の趣旨でスタートしたものの

換金性の高い家電製品や商品券などが返礼品にされたり、伊勢エビや

アワビなどの豪華な食材を財政難に悩む自治体が競うように返礼品にしたり、

こうした返礼品につられた消費者の住民税が僻地の自治体に流れて

東京都や名古屋市の税収減につながるなど問題が相次いで曲がり角に

来ているふるさと納税制度と同じくプレミアム商品券のほうも

いずれ頓挫するだろうと思っていたら案の定だったし、問題の

プレミアム商品券で豪華なクルーザーを共同購入する輩が出たということで

それ見たことかという思いがしました。

筆者の地元でも件のプレミアム商品券が発行されたけれど、一気に

一万円分以上買わないといけない上に、食料品がダメなら何を買えばいいのかと

言いたくなるような加盟店ばかりで、国の景気刺激策として導入されたものの

消化不良のように終わった地域振興券のことを思い出しました。

地域振興券のときは扱いに困った街の商店がこの地域振興券を額面以下で

叩き売りする事態になったけれど、総務省もプレミアム商品券でこれ以上

問題が起きないように金券ショップやネットオークションでの転売に

目を光らせるとともに、ふるさと納税制度同様にプレミアム商品券のほうも

抜本的な見直しを含めて再検討すべきと思うのです。

さて、地域創生というと各地の自治体に一億円をばら撒いた竹下登内閣当時の

ふるさと創生事業のように自民党お家芸のようなバラマキのイメージが強く、

民進党をはじめとする野党もバラマキを批判しながらも有効な対案を出せて

いない感じがするけれど、シャッター通りと言われるように寂れた商店街を

取材したライターのレポートを読んで、筆者は地域創生にほんとうに必要なのは

バラマキよりも住民の意識改革ではないかと思いました。

シャッター通りに新風をといって移住してくる若い商店主を古くからの

住民があいつはゆとり世代で考えが合わないとか好かないといって

村八分のように爪弾きにしてしまう商店街は衰退して然るべきということで、

実際にイオンのような大型のショッピングモールに押されて元気がないと

言われる名古屋市の商店街もほんとうはショッピングモールよりも

張本勲星一徹のような石頭で排他的な考えの持ち主の商店主たちが

小さくても自分の店をという純粋な夢を持った若者をあいつらは

地域の集まりに参加しないとか何とか難癖つけて排除しているから

衰退の一途を辿っているように思うのです。

各地の自治体がシャッター通り対策や移住促進に力を入れるのはいいけれど、

郷に入ったら郷に従えとばかりに古臭い旧態依然の考えを

老人が押し付けていてはいつまでもふるさとに新しい風が吹くことは

ないと思うのですがいかがでしょうね。