mikenyan88の日記

折に触れて自分の思ったことをアップしていきます。

ヒゲと白衣

筆者の通っていた単科大学はほんとうにアットホームな雰囲気で、

ちょいワルオヤジのような気さくな学長とも懇親会などの場で

アットホームに語り合える雰囲気がありました。

でも、国立の総合大学だと大概大所帯で、旧帝国大学に限らず

学長先生は講堂にズラリと並んだ学生を見下ろす権威の高い存在という

イメージがあります。

国立大学の長である学長先生に対してこうしたイメージを持っているのは

筆者だけではないと思うけれど、地元のテレビでコメンテーターを務める

国立三重大学で学長を務めた元医学部の教授はこうした権威高いイメージを

打ち破るような存在であって、立派に髭をたくわえた彼が僻地医療の問題点

などを明快に解説しているところを見ると、黒澤明の赤ひげ先生か時代劇に

出てくる江戸時代の小石川養生所の医師のようと評したくなるような

親しみのある存在に思えます。

さて、医師というと白衣がつきもののようでホワイト系の建物の多い

総合病院やドラマにもなった白い巨塔など良くも悪くも白い色と

白衣は医師の象徴のようであって、白衣を脱いだら医者だかフリーターだか

分からなくなるという医師も少なくないと思います。

でも、歯医者や注射を嫌がる子どもが医師の白衣を見ただけで泣きだすように

人によっては白衣自体に嫌悪を抱いたり白衣を白い巨塔にも描かれたような

権威の象徴と捉えてしまうことも老若男女問わずあると思うのです。

これまた地元の番組で見た健康増進や若者の献血の広報活動をしているという

名古屋市医学生のグループも白衣を着てテレビに出演していたけれど、

ジャニーズ事務所の若手グループのような風貌でSNSでの発信も続けてと

忙しい学業と両立しながら何とか名古屋市の市民に医療に関心を持って

貰おうという気持ちは伝わってきたものの、先の注射嫌いの子ども以上に

長期入院を強いられたことや医療過誤の被害にもあっている筆者は

彼らの白衣姿に嫌悪めいたものを感じてしまったし、アイドル気取りで

発信活動もいいけれど、ほんとうに赤ひげ先生のような医師を志すならば

無精髭はいらないけれど白衣を脱いで私服姿でテレビに出たり

Instagramの写真を撮ったらどうだと思うのです。

胸襟を開いて話すということばもあるし、売名や金儲けというよりも

医療に親しみを持ってもらって市民と医療現場の垣根を低くしたいと

いってグラビアアイドルのように水着姿を披露する現役の医学生

看護学生、女性の看護師や医師もいるのだし、権威の象徴のような白衣を

脱いで友達のように市民に語りかけろと先の名古屋市医学生

提言することも暴論ではないと思うのですがいかがでしょうね。