mikenyan88の日記

折に触れて自分の思ったことをアップしていきます。

何とか包囲網

巨大戦力の読売ジャイアンツに一矢報いようといって、セリーグ

ライバル球団が束になって読売ジャイアンツに立ち向かう様を表した

ジャイアンツ包囲網ということばはプロ野球ファンの間では良く知られており、

昔は観客も少なく赤字の球団ばかりだったパリーグにも資金力、選手層ともに

この読売ジャイアンツに引けを取らない福岡ソフトバンクホークスが参入して

そのうちパリーグにもホークス包囲網ということばができるのではと

思っています。

このジャイアンツ包囲網ということばはアンチ巨人というように生理的に

読売ジャイアンツが嫌いというだけでなく、中日ドラゴンズの地元の

名古屋市や、阪神タイガースのファンの多い大阪市のように読売ジャイアンツ

本拠を置く東京都への反骨心や渡辺恒雄氏に象徴されるような拝金主義や

格差社会へのアンチテーゼという我が国の社会問題をも象徴しているように

思うのですが、プロ野球パリーグ以上に苦しい経営の球団の多い

サッカーのJリーグの二部に当たるJ2リーグに降格した名古屋グランパスエイト

大相撲で金星を狙う平幕力士のごとくJ2リーグの他球団から

半ば目の敵のようにされるのではという地元のサッカー評論家のことばに

読売新聞社ソフトバンクに引けを取らない資金力のあるトヨタ自動車が母体の

名古屋グランパスエイトプロ野球読売ジャイアンツと同じで

金満球団と見られても仕方がないし、この評論家のことばの通り

先のジャイアンツ包囲網のようにサッカーにおいてもグランパス包囲網が

現実のものになるのではと思いました。

ただ、我が国のプロ野球とプロサッカーが根本的に違うのは、

セリーグパリーグを合わせても12球団しかないプロ野球と違って、

サッカーは下部リーグも入れればプロ野球の数倍もチームが存在して、

正直多すぎるのではないかと思われることです。

確かに国内サッカーの裾野を広げることは大事であるけれど、

裾野を広げることばかりにとらわれてJリーグの球団が増えすぎて

選手やサポーターの移動や遠征費の負担がバカにならなくなっただけでなく、

クラブの運営に息詰まる球団がたびたび報じられる事態を招いたのでは

ないかと思うのです。

こうした経営難のクラブの一つであった岐阜県FC岐阜の元社長の

男性がALSという難病で体の自由が効かなくなりながらも

最後までファンの前に立ち続けたことは神対応の極みと胸に迫るものが

あったけれど、このFC岐阜や先の名古屋グランパスエイトと同じJ2リーグ

長崎県の球団の救済を検討している英会話教室のNOVAと通販大手の

ジャパネットたかたには、本気でスポーツビジネスに参入しようと言うならば

異業種の経営のノウハウを生かしてコスト意識を持った球団の運営が

できるようにして欲しいし、物言うオーナーとして球界再編問題を経て

パリーグに参入した楽天三木谷浩史氏やソフトバンク孫正義氏のように

ブラックボックスや旧態依然と言われる我が国のプロスポーツ

問題点を忌憚なく指摘して、先に触れたように球団を増やして

自分で自分の首を絞めてしまったことなどを突いて欲しいと思うのです。

読売ジャイアンツ名古屋グランパスエイトを拝金主義の象徴のように

思う心情も理解できるけれど、アンチ巨人に徹したところで我が国の

格差社会が改善する訳でもないし、プロ野球もサッカーJリーグ

各球団が共存共栄しつつ身の丈にあった運営ができるようになればと

思うのですがいかがでしょうね。