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mikenyan88の日記

折に触れて自分の思ったことをアップしていきます。

静態保存のあり方

手軽に夜汽車の気分が味わえるといってかつて人気のあったSLホテル。

首都圏の人なら埼玉県の秩父のSLホテルを、関西の人ならば

オリエント急行の客車を使っていた滋賀県の紅葉パラダイスの

SLホテルを思い出すだろうし、筆者の地元に近い三重県亀山市

旧関町にもこうした静態保存の蒸気機関車や旧型客車を使った

ロッジがあったけれど、ビジネスホテルやカプセルホテルに比べれば

居住性に劣って、料金も似たようなスペースのユースホステル

簡易宿泊所に比べれば高めであり、ブルートレインの気分は味わえるものの

列車の走行音がしないので深夜など逆に気味が悪いといった指摘もあって

車両の老朽化という如何ともしがたい事実もあり、次々と姿を消していきました。

こうした中で、JR北海道函館本線の夜行快速で使われていた

国鉄型の急行気動車をカラオケルームに改造して引き取った岐阜県高山市

温泉ホテルの心意気は嬉しく、先日地元のテレビに映し出さていた

この国鉄キハ58型気動車の勇姿はなかなかのものであったし、

熱心な国鉄型マニアからは国鉄時代と全然違う姿に身をやつして

しまったと言われそうだけれど、ブルーを基調にした車体に

さりげなく金色の帯が入ったアクセントは松本零士銀河鉄道999のようで

北海道にも負けない雄大な奥飛騨の星空を眺めつつ、メーテル

デュエットしながら大宇宙の旅に出られたらと夢想するファンもいそうだし、

大宇宙は無理でもホテルの敷地内で動態保存する構想が現実になれば

国鉄気動車が全廃されて久しいJR東海管内のファンには福音であるし、

一般の観光客の興味を引くことも確実なので、冷めやらない聖地巡礼ブームに

沸く飛騨地方のさらなる活性化にこの気動車が寄与するように

思うのです。

一方で静態保存について気になっているのが静岡県岳南鉄道線

ホームページに突如掲載された岳南鉄道線電気機関車を売りますという

リリースです。

筆者はプラレールNゲージならともかく本物の電気機関車など買えるものかと

一笑に付してしまったけれど、こんな唐突に思えるリリースを出すのは

それだけ岳南鉄道線が困窮している裏返しと思うし、

電気機関車を買い取ったファンは各地で見られるように

ボロボロになったり部品を盗まれたりしてせっかくの静態保存車両が

無残な姿になったという事態を避けられるように

メンテナンスに努めてほしいし、この電気機関車を見たファンが

1人でも多く岳南鉄道線を訪れてくれればと思うのですがいかがでしょうね。