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mikenyan88の日記

折に触れて自分の思ったことをアップしていきます。

監督論

事前の練習試合での不調でプロ野球ファンをヤキモキさせながらも

そうした不安を一蹴するようにWBCの本番で快進撃を続ける侍ジャパン

でも、先日のキューバとの一戦など、勝つには勝ったもののコールドゲーム

勝てるところが継投ミスで薄氷の勝利になってしまったとか、

投球数の制限がある中で無駄にブルペン陣をつぎ込んでしまったとか

継投や打順について小久保裕紀監督以下首脳陣は批判を受けても

仕方がないと思うのです。

中でも権藤博投手コーチの継投策はプロの野球評論家でも首を傾げるぐらい

なのに、小久保裕紀監督は権藤博コーチの意見を鵜呑みにして

継投策をコーチ陣に丸投げしているように見られても仕方がないと

言いたいところです。

この侍ジャパンは選手も寄せ集めであって他国よりも準備期間が短いと

言われるけれど、コーチ陣も先の権藤博氏をはじめ大西崇之コーチや

奈良原浩コーチなど中日ドラゴンズOBの寄せ集めと揶揄されないかと

いう感じであって、結果が出せなければ週刊文春などにコーチも

選手も寄せ集めと面白おかしく書かれそうだし、権藤博コーチの

投手理論など藤浪晋太郎投手のように孫のような世代には通用しない

ように思うのです。

でもこの侍ジャパンの結果をいちばん背負うことになるのは小久保裕紀監督で

あるのは事実ですが、この小久保裕紀監督は若くて選手たちと価値観が

近いことや、読売ジャイアンツ福岡ソフトバンクホークスで活躍して

セリーグパリーグの両方でプレーした経験が買われて就任したのでしょうが、

年の近い阿部慎之助選手に監督らしいオーラが感じられないし

球界の盟主を預かるのだからもっと堂々とした態度で試合に

臨んで欲しいと苦言を言われた読売ジャイアンツ高橋由伸監督と

一時読売ジャイアンツでチームメイトだった小久保裕紀監督には悪い意味で

同じものを感じてしまう部分があります。

先の権藤博投手コーチの人選に関しても、政権与党の首相が若くて

軽薄といった批判をかわすためにベテランの代議士を重要閣僚に

配置するのと同じ性質に思えるけれど、日の丸を背負う監督には

野村克也さんのように80代になっても20歳すぎのアイドルと

対等に議論できるいい意味での老人力の持ち主か、星野仙一さんのように

闘志をむき出しにして寄せ集めのようなチームをまとめられる人物か、

亡き仰木彬さんのようにダイヤの原石を発掘して下馬評を覆せる人物か、

あるいはこの三人に選手やコーチとして仕えて彼らのエッセンスを

吸収しながら自分の価値観とうまく組み合わせて采配をしていたという

阪神タイガース岡田彰布監督のような器用な人物が適任のように

思うし、大会も半ばで小久保裕紀監督の采配を総括することはできないけれど、

先に挙げた星野仙一さん、野村克也さん、仰木彬さん、岡田彰布さんの

すべてが読売ジャイアンツのOBではないどころかむしろアンチ巨人

教祖のような存在であったことを来たるべき東京オリンピックに向けて

考えるべきではないでしょうかね。

王貞治長嶋茂雄の全盛期からもう半世紀近く経ったのだし、

読売ジャイアンツのような巨大権力に対する反骨心を持った人間の

ほうが金メダルを目指して戦うチームを鼓舞できるように思うのです。