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mikenyan88の日記

折に触れて自分の思ったことをアップしていきます。

就活はスポーツではない

テレビ番組に映し出された、とある専門学校の就活出陣式なるイベントに

筆者はどこか違和感を持ちました。

学生にとって就活は将来を左右する人生の一大事であるし、

四年生大学への編入や留学、大学院への進学といった選択肢を取る

学生もいるもののほとんどが希望の会社への就職を目指して勉学に

励んでいる専門学校にとっても在校生の就職の実績がその後の学校の

運営に関わってくる死活問題だけに在校生の就職活動を猛プッシュしたい

気持ちも理解できるものの、新興宗教の集まりかと言いたくなるぐらいに

妙な一体感のある学生たちの姿に、自由な学風の中でのびのび学んでいた

筆者の学生時代と異質なものを感じたし、選抜高校野球大会のごとく

応援団やチアリーダーを呼んで就活生の応援合戦までやる必要があるの

だろうかと思うのです。

ゆとり教育の中で育ってきたイマドキの若者たちは尻を叩かないと、

あるいは自分たちが崖っ淵にいることを実感させないとダメという

考えもわかるけれど、校長からゲキを飛ばして貰って応援団に声援を

送られたら希望の進路に進めるならば筆者もそうして欲しかったぐらいだし、

イマドキの若者の視点に立てば校長のゲキや応援団の応援で尻を叩かれたら

就活への原動力になるどころかニホンザルのごとく尻が赤く腫れてしまって

動けなくなってしまうし、もはや星一徹のような精神論がベースの

前時代的な出陣式を催して貰ってもかえって彼ら若者のプレッシャーに

なって逆効果になるように思うのです。

それでも出陣式が意味のあるものと言う向きには血圧が上がるぞというぐらい

いつもテレビで怒ってばかりの張本勲にそんなに精神論を並べて

怒ってばかりではイマドキ通用しないしおおらかに行くべきと言った

川藤幸三のことばを噛み締めて欲しいし、就活の出陣式と戦時中の

出征兵士の見送りが二重写しになったと感じる年配者もいたのではと

言いたいところです。

筆者もブラック企業という戦場に出征してボロボロになって命からがら

生還したけれど、就職戦線を戦う就活生には就活はスポーツではないの

だから出陣式を催して貰ったからといってそんなに気を張るなと

言いたいし、ほんとうのスポーツとは比べものにならないほどに

就活と社会人生活で心身をすり減らして何が残るのか、

星の王子様ではないけれど立身出世以上に大事なことがあるだろうと

件の出陣式では絶対に述べられないようなことばを送りたいと

思うのですがいかがでしょうね。