mikenyan88の日記

折に触れて自分の思ったことをアップしていきます。

野生は甘くない

日本テレビの人気バラエティー番組で珍獣ハンターと称して世界中を

駆け回るイモトアヤコ。

猛獣に果敢にアタックする彼女の姿は視聴者の共感を呼んで、司会を務める

ウッチャンナンチャン内村光良の人望もさることながらこのイモトアヤコの

存在も番組の高い視聴率につながっていると思うのだけれど、

彼女や共演者の出川哲朗が猛獣と触れ合う企画を良く眺めてみると、

猛獣とこんなに近い距離で大丈夫であろうかとハラハラさせられそうになっても

さすがにテレビ番組のこと、ちゃんと危なくないように対策が専門家の

指導のもとなされているし、その旨は番組中にテロップで表示されています。

この番組に出てくる海外の野生の猛獣や、野生に近い状態で放し飼いに

されている猛獣はともかく、我が国の動物園で生まれてからずっと

飼いならされて過ごしてきた猛獣やアフリカなどで生まれても

動物園暮らしが長く人間に慣れきった猛獣だとよもや人間を襲うことは

ないだろうと気を許してしまうのも理解できます。

でも、アフリカ生まれの猛獣はもちろんのこと、我が国の動物園で生まれた

猛獣にも野生のDNAがしっかり息づいている訳だし、毎日顔を合わせて

餌やりもしているのだからよもや襲われることはあるまいとタカをくくることは

過信そのものであるし、プロの飼育員失格と言われても仕方がないと思うのです。

昨日長野県小諸市の動物園で起きた若い女性飼育員が飼育していたライオンに

襲われた事案など、猛獣と同じオリに華奢な女性が入って万が一襲われたら

どういう結末になるかは容易に想像がつくと思うし、

ましてや今年に入って首都圏の有名な動物プロダクションで同様の事案が

起きたばかりというのに防ぐことはできなかったのかと言いたいところです。

タイミングが悪いというか開園中にこの事案が起きて、来園者に惨事が

見られてしまったことも忸怩たる思いであるし、他の猛獣を扱う施設にも

今一度野生の怖さをきちんと認識した上でのマニュアルの見直しなどを

求めたいところです。

さて、先のイモトアヤコは最近では珍獣ハンターだけでなく、冬山登山の

企画にも挑戦していますが、野生の怖さという点ではこちらも

まったく同じであるし、無計画な冬山登山やスキー場のコース外を

滑走して遭難した旅行者に救助の費用を自己負担させろという

意見はその通りと思うし、珍獣ハンターの姿を見て無邪気に笑うのも

いいけれど、同時に野生は甘くないということを番組から

視聴者は感じ取るべきではと思うのですがいかがでしょうね。