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mikenyan88の日記

折に触れて自分の思ったことをアップしていきます。

はくたか舞う

春の足音が聞こえてきたとはいえ、まだまだ厳冬の続く石川県。

でも、北陸新幹線の吸引力は堅調なようで、兼六園や近江町市場など

冬の美景やズワイガニ目当てに金沢市の観光地は

かがやきやはくたかに揺られてやってきた

首都圏や甲信越地方の観光客で平日でも賑わっていることが想像されます。

普通のメディアだと、北陸という接頭語が付くこともあってこうした

石川県や富山県の賑わいを大きく報じるものだけれど、あえて北陸地方には

触れずに最速達のかがやきが原則止まらない長野県の飯山駅

新潟県上越妙高駅の変容を扱ったルポに興味を惹かれました。

まずは長野駅のお隣の飯山駅です。

かがやきはおろか、東海道新幹線で言えばこだまのようなはくたかまで

二本に一本通過してしまうということでどうしても影が薄いイメージが拭えず、

同じ北陸新幹線安中榛名駅の開業当時のように新幹線の秘境駅と揶揄されや

しないかと思っていたけれど、長野駅以北の延伸前から予測されていた

野沢温泉村のスキーや温泉目当てのお客に加えて、本数が少ないとはいえど

東京駅まではくたかで2時間という利便性と原風景と称されるような

のどかさに惹かれた飯山市への移住者や、先に触れたスキーや温泉目当ての

旅行者を当て込んだペンション経営に乗り出す外国人が現れたことは

心強いと思うし、はくたかで僅か10分の長野駅北陸新幹線

通勤通学している住人も含めて飯山市への転入者が増えれば街が

活気付くことは請け合いであるし、この活況がローカル線に甘んじている

在来線の飯山線の活性化や飯山駅への北陸新幹線の停車本数の増加に

繋がればと思いました。

さて、お次は上越妙高駅です。この駅に発着する

えちごトキめき鉄道妙高はねうまラインにリゾート列車や新潟駅とを結ぶ

特急列車が走るなどさぞかし活気付いているのかと思ったら、

上越市の中心の直江津駅北陸新幹線が乗り入れないことは大丈夫であろうかと

いう北陸新幹線の開業前に筆者が感じた一抹の不安が的中するように

直江津駅のほかに中心駅と言える上越妙高駅ができたことで上越市の分断が

進んでしまったというのは複雑な思いであるし、上越妙高駅に降り立った

関西弁のお客はこの駅が目当てではなく観光バスに乗り継いで

北関東方面に向かってしまい上越市への恩恵につながっていないという

記述には北陸本線サンダーバード北陸新幹線を乗り継いで新潟県上越地方に

向かう新しいルートができたのはいいけれど、新潟県も着地観光の

行き先に入れて貰えないと聖地巡礼のお客の絶えない飛騨市

外国人観光客に人気の高山市、名湯の誉れ高い下呂市など

飛騨地方への観光バスのお客が東海道新幹線と乗り継ぐだけで

通過地にされてしまっている岐阜県羽島市と同じになるのではと

思ってしまいます。

この上越妙高駅や、大火の傷が癒えない糸魚川駅とその周辺のこの先の変容も

気になるところだけれど、同じように整備新幹線を抱える北海道の

道南地方や九州新幹線沿線もこの先どうなっていくのか

暖かく見守っていきたいところですね。