mikenyan88の日記

折に触れて自分の思ったことをアップしていきます。

うさこちゃんの遺訓

我が国でもうさこちゃんの名前で絵本やNHK教育テレビのアニメ、

キャラクターグッズで親しまれているウサギのミッフィー

筆者も子どもの頃このうさこちゃんの絵本を目にしたことがあるし、

時代や国境を越えて親しまれるキャラクターというのはそういないと思うけれど、

ミッフィーの原作者が亡くなったと聞いてうさこちゃんに慣れ親しんだ

幼少期を思い起こすとともに、このうさこちゃんの原作の中に我が国では

タブー視されがちな障がい者問題や子どもの万引きが自然な形で

取り込まれていると聞いて目から鱗が落ちる思いでした。

でも、ミッフィーの日本語訳者が語っているように先般亡くなった原作者は

特別意識して障がい者問題や少年犯罪というアジェンダを取り上げているの

ではないというのは事実と思うのです。

小学校の1学級40人のクラスの中には知的障害、発達障害、そして

筆者のような内部障害や身体障害のように何らかの生きづらさを抱えた

児童がどこかにいると思うし、実際筆者も小学生の時は普通学級だったけれど、

こうした児童がクラスメートの中に自然に溶け込んでいて、周りの

助けを借りながらも学校生活を普通に送っていたし、障がい者ではないものの、

今はヘイトスピーチの標的にされてしまっている在日ブラジル人

イスラム圏の親を持つ同級生も不自由な日本語を克服しながら

周りの暖かい眼差しを受けて学校生活を送っていたものです。

少年犯罪は確かに行けないことだけれど、今は普通に社会人として

生活を送っている大人たちも子どもの頃についついコンビニで未清算の

お菓子を食べてしまったとか出来心で成人向けの雑誌を立ち読みして

しまったという経験を持つ人も少なくないのではと思うのです。

先日も僅か5歳の幼児が警察に補導されたといってまだ分別のつかない子どもを

前科者にするのかと捕まえた警察のほうが批判されたけれど、万引きしたからと

在日外国人や障がい者だからといって社会のコミュニティーから弾いてしまったら

対象者の孤立や社会の分裂を生むだけだし、昨日触れた藤子・F・不二雄しかり

このミッフィーの原作者しかり幼児向けの作品を通してダイバーシティという

ことばのほんとうの意味を訴えかけているように思うのですがいかがでしょうね。

ダウン症の子どもを持つ団体の方が障がい者であっても自分の愛する子ども

なのだから特別な目で見ないで欲しいと語っていたけれど、筆者も同感で

あるし、うさこちゃんが話題に上ったことをきっかけにして、

障がいというものは太っているとか背が低いというのと同じで

人間の個性であるというドラマのセリフを思い出してくれれば

うさこちゃんを世に送り出した原作者も浮かばれると思うのです。