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mikenyan88の日記

折に触れて自分の思ったことをアップしていきます。

視点に多様性を

女性タレントの出家騒動の報じられ方が興味本位や偏向報道のようで

好ましくないという意見があります。

こうした芸能スキャンダルだけでなく、政治や社会問題の報道でも

最近では同様の報じられ方が珍しくなく、昨年の東京都知事選挙でも

勝ち目のある有力候補者がテレビ報道で優遇されたとか、この選挙で

勝利した小池百合子氏の主義主張がすべて正論であるかのように

メディアで取り上げられていると言ったように批判を受けることが

たびたびあります。

先日愛知県一宮市で起きた中学生が担任のいじめで自殺したという

事案の報道も筆者にはこれらの報道姿勢に近いように思えて、

担任の暴言があった、問題の生徒は担任に捨てられていたようだった、

組み体操の授業で手を負傷して受験勉強に身が入らない状況だったのに

担任がフォローしてくれなかったという被害者側の言い分を伝えることも

大事であるけれど、被害者が善、加害者は悪という水戸黄門のような

白と黒に分けてしまうような報道姿勢では先のタレントの入信騒動や

東京都知事選挙の報道と変わらないと言われても仕方がないと思うのです。

そうした声に応えるように渦中の担任教師にインタビューして、

嘘泣きとは思えぬ涙声で自分はいじめなどしていないと主張する

リアルな姿を報じた地元の東海テレビの報道は評価できると思うし、

偏向報道と言われないためにはどうすべきかを他のメディアに対して

ひとつのアジェンダを通して投げかけていたように思うのです。

心理的に追い込んで若い命が奪われたなどというといじめた人間は

殺人者のように報じられて世間から非難を受けてしまうけれど、

親しみを込めてお前馬鹿だなあとかデブだなあと言ったことが

いじめと受け取られたり、激励のつもりで生徒を軽く叩いたことが

暴力になっては学校という場の人間関係がかえってギクシャクしてしまうと

思うし、隠れたブラック企業と言われるほどに激務に忙殺されている

中学校の教師に本来は臨床心理士や小児精神科医スクールカウンセラー

ようなこころの専門家が行うべき生徒への細かいケアまで求めるのも

正直言って酷だと思うのです。

この体罰問題に絡んで、教師が生徒に手を上げるのはいけないのに

闘魂注入と称してアントニオ猪木がファンにビンタをしているのは

いいのかという人がいるけれど全く筆者も同感であって、

被害者ファースト前提の上で学校内の人間関係ががんじがらめに

ならないようにこうした体罰やいじめの定義を見直していくべきと思うのです。

さて、アントニオ猪木といえばたびたび北朝鮮渡航する姿が報じられて

きましたが、この北朝鮮の最高指導者の息子の暗殺事件に絡んで

日本人拉致問題や核開発、ミサイル問題など北朝鮮という国は

我が国ではネガティヴに報じられがちだけれど、北朝鮮国内でも

作り笑いではない笑顔を浮かべている人民がいることを

このたび暗殺された金正日氏の息子は体現していたという週刊誌の

記者のことばは全く同感であるし、友好親善や人道目的の

アントニオ猪木の訪朝を非難したり、北朝鮮がけしからんと言って、

本国の政府と直接関係がない在日朝鮮人に対してヘイトスピーチ

する人間たちにこのことばを投げかけたいと思うのですがいかがでしょうね。