mikenyan88の日記

折に触れて自分の思ったことをアップしていきます。

宇宙人との共生

10年ほど前に、ある若手の落語家が大手出版社の小学館から宇宙人との

付き合い方マニュアルと題した書籍を出版しました。

本が出た頃は、宇宙人は知らず知らずのうちに貴方の隣にいるとか、

スパイの如く巧みに地球人に紛れているという著者の主張は

荒唐無稽そのものとか、こんな本よりも同じ宇宙絡みでもUFOの評論で

お馴染みの矢追純一のほうが真実味や説得力があるとか、なぜ一流企業の

小学館がこんな笑い者にされるような本を出すのだろうといった感想を持った

けれど、今になってこの本を思い起こしてみると、宇宙人というものを

自分と違う特徴を持った隣人の比喩と解釈すればあながち荒唐無稽とも

言えないように思うのです。

芸能界やスポーツ界ならば、本の出版当時現役だった元阪神タイガース

新庄剛志さんや同じ阪神タイガースの後輩の糸井嘉男選手、

事務所の方針もあったといえどデビュー当時こりん星のお姫様と

自称していた小倉優子など宇宙人を名乗る有名人は意外といるものだし、

仕事のドタキャンや自分勝手な言動でワイドショーのネタになったことの

ある広末涼子華原朋美、常識人のような言動をしていたのに突然新興宗教への

出家をカミングアウトした清水富美加さんなどもある意味では宇宙人と

言えるように思うし、おバカキャラを自ら売り物にしていたAKB48時代の

川栄李奈なども常人には理解しがたい感性や価値観の持ち主という意味で

宇宙人の仲間に入れていいように思うのです。

こうした有名人でなくても、筆者のようにサブカルチャーやアイドルに造詣の

深いいわゆるオタクの人間は端から見れば宇宙人であろうし、筆者の場合

障がい者でもあるので、健常者と違う世界の人間という意味で

宇宙人と思われている部分もあるように思うのです。

冒頭の本の中身を逐語的に受け取れば荒唐無稽な笑いのネタだろうけれど、

ここまで書いてきたような自分とは違う世界の人間との付き合い方の

指南書という解釈をすればあながち毒にも薬にもならないとは

言い切れないし、先の新庄剛志さんや糸井嘉男選手が宇宙人として

半ば公認されているように、一般社会の中でも自分と違った価値観を持って

自分と違う世界で生きている人々に寛容な気持ちを持つのが

ダイバーシティの入り口と思うのですがいかがでしょうね。

さて、宇宙への入り口と言ってアメリカのヒューストンを想起する人も

いるだろうけれど、そのアメリカで「宇宙人」が排除されているのは

残念なことだし、ミサイルを無秩序に宇宙に打ち上げたり、

金正日氏の実子を暗殺するなど予測不可能な行動を北朝鮮本国が

取っているからと言って、宇宙人は追いだせとばかりに

日本語しか知らない在日朝鮮人の児童生徒にヘイトスピーチをして

いいということは断じてないですが。