mikenyan88の日記

折に触れて自分の思ったことをアップしていきます。

80と60と36

昨日発表された毎年恒例のサラリーマン川柳

社会人の悲哀を鋭く突いていて、クスッと笑ってしまう作品も多く

いつもメディアの注目の的になるけれど、今年はやはりというべきか

働き方改革に絡んだ作品が散見されたのが印象に残りました。

そんな中で、看護師の団体が表明した残業規制は政府の検討する

月80時間ではなく月60時間にすべきという提言に、月に80時間どころか

240時間残業していた経験のある筆者は80時間でも少なく思うのに、、、

と変な戸惑いのようなものを覚えてしまいました。

でも、団体が主張するように、過労死ラインとされる月80時間以下の残業でも

過労で命を落とした看護師が過去に存在したのは事実であるし、

月何十時間と言われても実感がわきにくいけれど、一月30日として

団体のいう月60時間を30で割ると単純計算で平日は毎日2時間残業して

土日祝日も出社して2時間ずつ仕事をやっていることになるので

60時間でも多いと言わざるを得ず、自宅の遠い人などこの60時間でも

毎日家と会社の往復で病んでしまいそうとなっても不思議ではないと

思うのです。

生産性とか作業効率とかいうけれど、ほとんど残業を社員に求めなくても

高い業績を挙げている会社や、ワークシェアリングや高齢者、障がい者

在日外国人、小さな子どもを抱えた主婦など潜在的な労働力を活用して

成果を上げている会社もあるし、やり方次第で80時間どころか60時間の

残業規定を順守した上で我が国の経済や社会をきちんと循環させていくことは

可能だと思うのです。

残業時間を無秩序に引き延ばすことを是認して、ブラック企業の温床の

ように言われている労働基準法の36協定が死語になって、

サラリーマン川柳から上司の立場で残業やアフター5のパラハラの一環の

ような付き合いを嫌う若者を批判するような作品が消えて、

帰りの早くなった男性が育児や家事に加わるようになって、私たちにも

36協定をくれよという主婦のぼやきが消える日がいつか来ればと

思うのですがいかがでしょうね。