mikenyan88の日記

折に触れて自分の思ったことをアップしていきます。

硝子の少年

愛知県一宮市の中学生が大阪市内でビルから飛び降りて、自ら命を

絶ったのは担任の言動が原因ではないかと議論が起こっています。

実際遺書のような携帯電話の記録には担任への不信感や恨み辛みが

触れられているし、事態を重く見た教育委員会が調査に乗り出す事態に

なっているけれど、今回はいじめというよりも担任への不信感が

中学生を死に追いやった全ての原因のように言われているし、

筆者には心のどこかでスッキリしない部分があるのです。

以前も触れたように子どもに対してダメダメを連発する指導法は

間違っているし、今回もそうした担任の言動が問題であったのは事実である

けれど、本人の努力の結果が志望校の水準に足りずに今の成績では

合格できぬと言われて自殺されて悪者にされてしまっては担任もたまった

ものではないし、進路指導など恐れ多くてできぬという事態になって

しまうと思うのです。

それでも本人と家族が納得できぬというならば心理の専門家である

スクールカウンセラーに悩みを打ち明けるべきであって、担任や学校に

すべての責任を押し付けても解決に繋がらないし、志望校への合格が

厳しいとなったら自分を全否定されたように思って思いつめるのではなく

何くそと思って猛勉強に励んで周りを見返すか、別の進路を探るなどの

方法を取るべきだと思うし、何より学歴が全てではないのに、

それを全否定されただけで命を絶とうとするのは短絡的なように

思うのです。

筆者もかつては進学校からエリートコースを歩んできて知識層や

富裕層の子弟に囲まれていたけれど、そういう人間は薄情にも

筆者が障がい者になったと告げると離れていってしまったし、

今では学歴はなくても人生経験を積んでいて徳の高い方々に支えられて

生かされているように思うのです。

こうして見ると義務教育を私立学校で学ぶ必然性や努力や正論がすべてと

思ってかつての筆者のように進学校に進むのが果たして正しいことで

あろうかとか思春期の硝子の少年たちの心理には酷ではないかと思えるし、

猛勉強の末に難関中学への合格を果たした芦田愛菜さんの努力は認めるけれど、

彼女やご両親には中学校の先に見据えているものは何かと問いたいし、

フィギュアスケートでも目覚ましい活躍を見せる同じ子役の本田望結さんのように

女優業とは別に打ち込めるものを見つけたり、彼女よりも小さいときから

メディアの注目を浴びてきた卓球の福原愛選手のように生涯の伴侶を

得られる日を夢見て今は1人の少女として日々の生活を淡々とでも

着実に過ごすのもひとつと思うのですがいかがでしょうね。