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mikenyan88の日記

折に触れて自分の思ったことをアップしていきます。

黄泉の国

名優として映画やドラマで活躍する一方、霊界の研究者のような一面も

知られていた故丹波哲郎さん。

ドラマで硬派とか渋いと言いたくなるような演技を披露しながら、

ナインティナインのバラエティー番組にゲスト出演し、いかにも

バブル期の富裕層といった風貌でプールサイドの椅子に横たわり、

霊界の彼女に電話すると言ってスタッフに受話器を要求していた姿には

硬派なイメージとのギャップに思わず吹き出してしまったけれど、

今にして思うと信仰ということばから縁遠くてお盆の墓参りや初詣も

しないという人も珍しくないイマドキの若者に、取っつきやすい

バラエティー番組という場で霊界の話をすることによって、自分は一人で

生きているのではなく先祖に生かされているとか自分はまだまだお迎えが

来るには早すぎると言って笑っていても病気や事故で不慮の死を遂げること

があるという人間にとって大切なことを伝えたかったように思うのです。

筆者もこの番組を見ていたときはまだ不惑を迎える前に余命宣告を

受けることになるなど考えてもみなかったし、災害や難病で命を落とす若者を

どこか他人事のように思っていたところがあったけれど、先の余命宣告の

他にも肉親を早くに亡くしたり自分自身が自暴自棄になって自ら命を絶とうと

したりして否応なしに死生観や生きる意味と対峙させられて、

今になってようやく丹波哲郎さんが霊界の研究を通して伝えたかったことが

わかってきたような気がするのです。

さて、大霊界への旅に出てから年月が経った丹波哲郎さんに黄泉の国で

話を聞いてあげて欲しいと思うのが、ブラック企業の犠牲になって自ら

生涯にピリオドを打ってしまった電通の女性と、北川景子さんのような

女優になりたいという夢が叶わぬまま星になってしまったアイドルの

少女です。

温厚でフランクなところがあった丹波哲郎さんには、理由は違えど

四半世紀も生きぬまま大霊界に旅立ってしまった2人の女性の

現世での苦労を労って欲しいと思うし、電通の女性にはブラック企業

根絶を目指す官民の対策に天国から目を光らすように、

アイドルの少女には自分が死んだという実感もないまま大霊界

来てしまった不運を思い計って、芸能界の大先輩として、

現世で思いを果たせなかった分大霊界でスターになれと優しく

諭して欲しいと思うし、社員を第一に考えて理不尽な顧客の要求を

突っぱねるというブラック企業とは対極のまるで松下幸之助のような

経営者の鑑を好演していた丹波哲郎さんなら彼女たちにそういう

ことばをかけて大霊界での進む道を照らしてくれると思うのです。

この女性アイドルに関してはSNS上で死因の憶測が飛び交っているけれど

そんな議論をしても彼女が浮かばれず今はただただ故人の冥福を

祈るのが人の道だと思うし、ブラック企業に潰されるほうが悪いと

読売テレビゲスの極み低俗討論番組で的はずれな議論をして

いる輩にも、そんなことばかり言っていては丹波哲郎さんと大沢啓二さんが

大霊界から喝を入れにやって来るぞと言いたい思いがします。