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mikenyan88の日記

折に触れて自分の思ったことをアップしていきます。

放送と人権

STAP細胞をめぐるNHKスペシャルの報道で、小保方晴子氏に対する

人権侵害の判断が下されました。

筆者をはじめ難病に苦しむ病者や、iPS細胞をいち早く発見して

ノーベル賞の栄誉に輝いた山中伸弥教授らを彼女が裏切ったことは

確かであるけれど、冷静に考えると小保方氏は法を犯して有罪判決を

受けた訳でもないのに、今回のNHKスペシャルの報道はあたかも彼女が

犯罪者であるような取材や表現の仕方であって、確かに人権侵害と

言える事案であると思うし、休場中のサッカー騒動や奔放な言動で

マスコミに吊るし上げられた元横綱朝青龍や、私人である家族を

追い回してくれるなとマスコミに懇願した舛添要一東京都知事

小保方氏の姿が重なって、マスコミによって必要以上に悪者にされて

プライベートもなくなってしまった彼らにどこか同情すら感じてしまうし、

朝青龍の事案も週刊文春の報道やSNSでの芸能人のスキャンダル報告が

世間を賑わす昨今に起こっていたらと思うとどこかぞっとする思いだし、

NHKしかり民放しかり週刊文春しかり報道に携わる人間は、批判の的を

探すのもいいけれどSNS全盛の時代に半ば虚像のごとくヒール役を

作り出すことが持つ意味や、芸能人や政治家へのSNSでの殺害予告事案が

一向に止まないことをよく頭に入れてスキャンダル報道をして欲しいと思うし、

NHKの今回の事案を余所事のように取り上げて報道する民放も

小保方氏側が人権侵害のひとつに挙げたエスカレーターの上と下で

レポーターやカメラマンが取材対象者をはさみ打ちするやり方は

芸能ワイドショーで活躍する芸能リポーターの常套手段で

あることを思い起こして、取材される側に立った取材手法を考えて

欲しいと思うし、芸能人にはプライベートなどないと考える

芸能リポーターとは遠慮なく契約解除などに踏み切って欲しいと思うのです。

さて、今回の人権侵害事案の舞台となってしまったNHKスペシャルですが、

かつてNHKに批判的な論調を取っていた鳥越俊太郎氏がNHKの良心の

ごとく良質な番組で民放に真似はできぬと持ち上げていたほど

本来は公共放送らしい重厚なドキュメンタリーを放送すべき場であって、

そこで人権侵害事案が起きてしまったのは正直残念な思いがします。

筆者を含め難病の患者も家族も誰一人として小保方晴子氏をはさみ打ちに

するような強引な取材や十分な根拠に基づかない報道はNHK

求めていないし、民放や週刊文春も含めて悪い奴は悪いのだから

何をしてもいいという驕りを改めないと、報道被害は止まらないと思うし、

ヘイトスピーチを間接的に肯定したり、極右思想や過激思想の

政治団体に隙を与えることになると思うのですがいかがでしょうね。