mikenyan88の日記

折に触れて自分の思ったことをアップしていきます。

痛みを知れ

山形県内で就寝中の女性を襲ったNHKの記者、

アイドル活動をしている女性のSNSに具体的な殺害予告をして

憔悴しきった様子で本人が記者会見をする事態に追い込んだ憎むべき犯人、

旧帝国大学名古屋大学で平然と学生生活を続けていたのが

理解に苦しむほど殺人への異常な執着を持って、それを実行に移して

しまった女。

この三者に共通するのは、被害者の心や身体の痛みを理解していないと

いうことであって、無防備なところを襲われ辱めを受けた女性や、

人前に出る商売なのにいつ襲われるだろうかという不安と戦うことに

なってしまったアイドルの女性、そして理不尽な動機のために

罪のない肉親の命を奪われた遺族や被害者本人の筆舌に尽くしがたい

辛さを理解できたのならば三者とも蛮行に及ぶことはなかったと

思うのです。

NHKの記者について言うならば、名古屋大学に引けを取らない名門の

早稲田大学政経学部出身ということで、人間の痛みをわからない人間が

名古屋大学早稲田大学のような最高学府に入学できてしまう

我が国の社会構造にも問題があると思うのです。

こうした時代背景の中で政府が打ち出す道徳教育の強化には賛成であるけれど、

正式な科目にするのならばやはり人間の心の痛みや命の尊さが理解できる

人材を育てるものにならなければならないと思うし、日進月歩で

携帯電話が普及しSNSということばが一般名詞になるなか、まだ

ポケットベルの時代であった筆者の少年時代から兵庫県神戸市の

連続児童殺傷事件や、広島県広島市に修学旅行で訪れた学生が

悲惨な被爆体験を伝える劇を演じていた被爆者の方に心ない野次を

入れる悲しい事案など、冒頭の事案を予見させる事案がすでに起こっていたし、

進学校にいた筆者自身もいじめや恐喝で処分を受ける生徒が出るなど

学歴偏重社会の歪みを実感していたのに、道徳教育よりも諸外国に

遅れまいと受験科目や情報教育を優先した結果、冒頭のような

悲しい事案が起きる世の中になってしまったように思うのです。

小学校からの外国語教育やプログラミング教育もいいけれど、

義務教育の段階ではもっと大事なことを時間を割いて教えるべきと思うし、

人間の痛みがわからない人間が最高学府でのうのうと学生生活を送っていたのは

国恥と考えて、官民挙げて我が国の教育や入試のあり方を再考すべきと

思うのですがいかがでしょうね。