mikenyan88の日記

折に触れて自分の思ったことをアップしていきます。

働き方改革のヒント

終夜営業を大半の店舗で取りやめるという決断をして注目を浴びた

大手外食チェーンのすかいらーく

幹部も売り物にしてきた終夜営業の取りやめの経営への影響を注視して

いたようだけれど、実際蓋を開けてみると売り上げが減るどころか

業績には好影響を与える結果になっていて、幹部も胸を撫で下ろした

だろうけれど、テレビが密着していた首都圏のガストの店舗も

深夜は人件費が掛かる割に広い店内に閑古鳥が鳴くありさまで、

人件費や光熱費を考えたら赤字だろうと思ったし、終夜営業の

防犯上の効果や深夜に外食に行きたい人のニーズを指摘する声もあるけれど、

筆者の家や母校の近くのガストの店舗を振り返ってみると、

周囲に深夜営業の居酒屋やコンビニが無数にあって不夜城のように

明るかったりガストにこだわらずとも深夜に食事を取れる店があるのが

実情であるし、灯火も少ないような郊外型のガストの店舗は

深夜に訪れる地域住民も僅かだろうし、そもそも深夜に店の近所を

出歩く歩行者自体一握りだろうし深夜に訪れそうなトラックの長距離ドライバー

などはガストが休みならば車で他所に移動するだろうからこちらも

深夜に営業する必要はないと思うし、逆に深夜営業を続行すると

従業員が手薄な深夜を狙われたコンビニ店や牛丼チェーンのように

強盗の標的にされるリスクもあると思うのです。

それに先のテレビカメラが入ったガストの店舗で気になったのが、

費用対効果に見合わない深夜の人件費の他に、急病などによる

アルバイトの欠員の補填に正社員や店長が駆り出されて、店長に至っては

欠員が出ると超過勤務は珍しくなく、人手がないと自ら出前に行くほどで

こうした過酷な現場の実態がSNSなどで広まって不本意な形で

すかいらーくという会社がブラック企業のように言われる前に

潔く必要性の薄い深夜営業を取りやめたのは良かったのではないかと

思ったし、深夜に働いていた人員を昼間に振り向けることで社員教育

顧客サービスに好影響が出ているという実態に胸を撫で下ろしました。

こうして考えるとやはりバブル経済の時代に流れた24時間戦えますかという

栄養ドリンクのCMのキャッチコピーは異常であって、医療介護や

工場の交代制勤務、建設港湾のようなごく限られた業種を除いて

モーレツ社員と言われるように24時間働く必要は我が国には存在

しなくなったと思うし、昼間働いて夜は眠るという当たり前の

生活リズムに我々がシフトしていけば相手がいなければ商売の意味がない

といって超過勤務を強いる24時間型の経済構造が自然と変わっていって

ワークライフバランスを重視した働き方改革が進むと思うのです。

夜中に腹が減るという人はコンビニや量販店で昼間に買い置きしておけば

済むのだし、そういう視点に立てばイオンのように食品スーパーの

24時間営業をする必要がほんとうにあるのか流通業界には

再考願いたいと思うのです。

開店休業のように陳列棚の寂しい姿を晒している食品売り場や

反対に所狭しと商品が並んでいるのにお客がほとんどいない

これまた寂しい姿の夜間のスーパーを筆者も目の当たりにしているし、

客がいようがいまいが店の光熱費は掛かるので省エネや

経済性を考えてもいいこととはいえないですから。