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mikenyan88の日記

折に触れて自分の思ったことをアップしていきます。

省力化の再考を

ローカル線の経営難を示す赤裸々なデータを示して世間を騒がせて道民を

不安にさせることになったJR北海道

ライフラインである地域の足が奪われる不安を抱えることになった

地元の自治体や住民の不安も理解できるけれど、このまま自社単独で

赤字の地方交通線を運営していたらその余波で札幌市近郊の幹線の運営も

危うくなるというJR北海道の言い分も理解できるし、先ごろ打ち出した

道内の在来線特急列車の車内販売の廃止や旅行センターの廃止などの

省力化に努めた上で、本題である赤字ローカル線について上下分離方式

第三セクター鉄道代替バスへの転換など公共交通機関を地元に残す術を

住民や自治体と探るべきと思うし、同じJRグループでもJR東海がとっくの昔に

取りやめている在来線特急の車内販売の廃止やオンライン予約の普及で

役目を終えつつある駅の旅行センターの廃止や縮小はローカル線の赤字を

公表する前に取り組んでもよかったと思うし、駅の中や駅ビルにもある

コンビニやJTB日本旅行などの旅行代理店で乗車前の買い物や

パック旅行の申し込みができることを踏まえると車内販売や旅行センターを

取りやめてもさほど実害はないように思うのです。

でも同じ省力化でもJR九州筑豊本線で導入される人工知能や遠隔管理を

活用した駅員の削減には正直疑問に思うところがあって、

訳のわからない英語のついた省力化策に機械に弱いお年寄りや

介助の必要な障がい者は困るのではないかと思うし、

視覚障がい者のホームからの転落が社会問題になる中で、働き方改革の

一環のつもりかもしれないけれど、いたずらに無人駅を増やしていいのかと

いう思いもするのです。

筆者はかつて車椅子を使う同行者と地元の名鉄瀬戸線を利用したときに、

降車する駅が無人駅であったために事前に時刻表を調べて名鉄の有人駅に

連絡して、、、と煩雑な手順を踏まされた経験があるのですが、

有人駅であれば事前に連絡などしなくても手すきの駅員が介助をしてくれるし、

この名鉄しかり今回のJR九州しかり一方的に車椅子の障がい者は事前に

連絡しろでは沿線の障がい者が気軽に外出できなくなってしまうように

思うし、名鉄JR九州も関連事業の売り上げが大きいとはいえ

冒頭のJR北海道よりも沿線人口が多く収益も多い上場企業なのだから

乗客に不便を強いる省力化策がほんとうに必要なのだろうかと思うし、

名鉄と同じ大手私鉄大阪府南海電鉄高野線秘境駅に駅員を

配置していたことや、名鉄manacaJR九州SUGOCAのような

交通系ICカードの導入は自動改札や遠隔管理の導入による

マイノリティーの乗客無視の省力化策のお墨付きにはならないという

ことを踏まえるとやはり今回のJR九州の措置には疑問を感じるし、

名鉄にしろJR九州にしろ他のJRグループ各社や大手私鉄にしろ

省力化で置き去りにされる乗客のことを忘れないで欲しいと思うし、

人工知能が持て囃される時代でも駅員がいないと不安になったり

駅に温もりがなくなったと嘆く乗客が少なからず存在することを

忘れないで欲しいと思うのですがいかがでしょうね。