mikenyan88の日記

折に触れて自分の思ったことをアップしていきます。

センセイの重み

自宅に暴力団関係者から譲り受けた拳銃と実弾を所持していたとして

有罪判決を受けた三重県紀北町の元町議。

弁護側は町議を辞めて社会的制裁は受けているとして執行猶予を求めたけれど

有権者の信託を受けてセンセイと呼ばれる立場になったのにそれを自ら裏切る

蛮行に及んでしまったのだから執行猶予というのは正直無理があると

思うし、センセイと呼ばれる職業はそれだけ重みがあるのです。

でも、同じく人の道を踏み外して危険ドラッグの所持で警察沙汰に

なってしまった福岡県北九州市精神科医の事案は彼を一方的に

批判して済むことではないように思うのです。

違法薬物での逮捕という民間企業なら懲戒解雇でもおかしくない事案なのに

彼を雇っていた公立病院が今年度末まで臨時職員の形で雇用を

継続すると聞いて疑問に思った人もいるだろうけれど、

健常な人でもストレスフルな状況に置かれる青年期思春期の精神科医

全国的に足りずにこの公立病院でも問題の医師が彼一人で450人もの

患者を抱えていたとか、精神病者は医師やセラピストに依存性が強く

治療の過程で治療者をむやみに交代させるのは好ましくないなどと聞くと

この病院の対応もある意味止むを得ないと思う人もいると思います。

でも医師不足だからといってセンセイの重みを理解せずに快楽のために

人の道を踏み外してしまった医師が無罪放免になって給料まで貰っているように

捉えられることは病院側も不本意と思うし、薬物の影響で正常な判断、診断が

できるか不安であるという患者の家族の懸念の声にも病院側は答えねば

ならないと思うのです。

といっても急に代替医師が着任できる保障はないし、先に触れたような

治療者の交代によるリスクもあるので、問題の医師に給与の自主返納や

慈善団体への寄付などの対応を促して今年度いっぱい実質無給で働かせると

いうのが落とし所でしょうか。

この精神科医不足は北九州市だけでなく全国的なものであって、筆者自身

治療中にもかかわらず通院していた公立病院の精神科が医師不足を理由に

縮小閉鎖に追い込まれるという経験をしているので、今回の事案をきっかけに

精神科医が抱えている患者一人一人の重みを考えて貰えたらと思うのです。

センセイの重みというテーマで他に思い浮かぶのが政権与党となった

アメリカの共和党の上下院の議員諸氏とこのアメリカの新しい大統領と同じく

劇場型の政治を展開する小池百合子東京都知事に擦り寄ろうとする

東京都議会の公明党民進党の議員センセイです。

アメリカの共和党に関して言えば、大統領の暴走を許しては何のための

連邦議会だという話になるので就任したばかりというのに反対デモが絶えない

ばかりか弾劾の署名まで始める事態になった大統領の状況を鑑みて

与党だからといって大統領のイエスマンでは我が国の大政翼賛会

中国共産党朝鮮労働党のような一党独裁国家の政党と同じと

言われかねないのでセンセイの座に就かせて貰った有権者の信託に

応えるためにも悪いものは悪いという姿勢で大統領と対峙して欲しいと思うし、

東京都議会の公明党民進党に関しては来るべき東京都議会議員選挙で

センセイの椅子を死守するためにこちらも大政翼賛会のごとく人気者の

知事に政策や理論抜きで擦り寄ったらかえって有権者に見限られるぞと

言いたいところですがいかがでしょうね。