mikenyan88の日記

折に触れて自分の思ったことをアップしていきます。

鎖国は時代錯誤

キリスト教が我が国に広まることを懸念した徳川幕府が当時の清国や

オランダなどごく限られた国を除いて海外と貿易や人的交流を

禁じてしまった鎖国政策。

アメリカのペリー提督に開国を迫られるまでこの江戸幕府による鎖国政策は

300年あまり続いたのだけれど、天然資源をほとんど輸入に頼っており

食料自給率も著しく低い現在の我が国がもしこうした鎖国政策を取ったら

すぐに食料も資源も枯渇して国民が餓死してしまうように思うし、

鎖国という思い切った政策を実行に移せたのは当時の我が国が

食料も資源も自給自足でほぼ賄えたし農産漁業の従事者も

多かったし、何よりも国境封鎖のしやすい島国であったということが

大きかったと思うのです。

先に触れたようにこの鎖国政策の取りやめを迫ったアメリカで新しい大統領の

政治的イデオロギーを実行に移すべくこの鎖国に近い政策が実行に移されようと

しているけれど、ほんとうに建てることになってはアメリカが財政破綻しや

しないかというメキシコ国境の壁はともかく、新しい大統領の就任間もないと

いうのにアルカイダのような過激思想やテロリストとは無縁のイスラム圏の

国籍を持つ人々がアメリカ入国を保留や禁止される事態になっているのは

由々しき事態と思うし、これを鎖国政策と言わずして何と呼べばいいという

思いです。

江戸幕府鎖国政策を実行していた頃とは世界を取り巻く状況は一変しており、

我が国に比べ食料や燃料を自前で多く賄えるアメリカとはいえど

経済のグローバル化の波に逆らうことはもはや難しいと思うし、

GoogleFacebookのように高い業績を上げてアメリカ政府に多額の

税金を納めている企業が優秀な人材をイスラム圏の人たちや移民に頼っている

事実を新しい大統領と政権与党の共和党は重んじるべきと思うし、

こうした新興企業の代表が鎖国のごとき政策に異論を唱えているのは

政治的なイデオロギーや大統領への反発心というよりもイスラム過激派に

よるテロの蓋然性や移民によるアメリカの雇用情勢への影響を懸念した

鎖国政策が実行に移されてはアメリカの経済活動が機能不全に陥ると

警鐘を鳴らしているように思うのです。

かつてアメリカの黒船に開国を迫られた我が国であるけれど、

ほんとうに日米同盟が大事というならば今度は毅然とした態度で

アメリカ政府に対して保護主義的で排他的な政策の取りやめを迫る

べきと思うのですがいかがでしょうね。