mikenyan88の日記

折に触れて自分の思ったことをアップしていきます。

信教の自由を考える日

信教の自由を考える日と言っても、何のことかわからないという方も

多いと思います。

これは筆者がキリスト教主義の学校にいた時に、戦前の国家神道の名残りのある

2月の建国記念の日をそのまま祝うわけに宗教上いかないし、その国家神道

元で信教の自由が制限されてキリスト教をはじめ宗教的政治的マイノリティーの

人々が我が国で弾圧されてきた歴史を忘れてならないと我が国の

キリスト教団体が先の建国記念の日を信教の自由を考える日と読み替えて

いると聞いたものです。

確かにこの信教の自由というものは日本国憲法で保障された尊い権利である

けれど、オウム真理教のような殺人宗教と批判される宗教まで

個人の良心で信じていいというのはいささか疑義があるし、

先に触れたような戦前の宗教弾圧や政治的イデオロギーの統制が

大政翼賛会につながっていった歴史を忘れないためにも信教の自由を

考えることは有意義だと思うし、平和主義や基本的人権の尊重など

日本国憲法の根幹はむやみに弄るべきではないけれど、ヘイトスピーチ

無法地帯と化してしまったYouTubeにお墨付きを与えているような

表現の自由や、先の信教の自由と関係の深い思想良心の自由についても

考察してみることも有意義だと思うのです。

この思想良心の自由と表現の自由で思い出されるのが、昨今ネットを騒がせて

いるアパホテル南京大虐殺の書籍騒動です。

この南京大虐殺には内外の研究者も諸説唱えていて、第二次世界大戦

情報統制と混乱の中で真相が闇に葬られてしまった部分もあるけれど、

このアパホテルに書籍を置いた団体しかり、この団体に近いイデオロギー

持つ河村たかし名古屋市長しかり、この団体を応援するような番組を

何の疑問も持たずに放送し続けている読売テレビ日本テレビ系列各局しかり

南京大虐殺の真相がどうであれむやみに他国の人々の尊厳を傷つける権利は

ないと思うのです。

このアパホテルに限らず宿泊施設というものは多種多様な信仰や

イデオロギーを持った宿泊客が訪れるところなので、南京大虐殺

書籍の騒ぎほど深刻ではないにしろ、キリスト教仏教系の新興宗教の

宣伝のような書籍がしばしビジネスホテルの客室に置かれているのも

適切なのかどうなのか先の信教の自由を考える日を契機に考えて

みてはと思うのです。

地上波や衛星波のテレビ放送も同じことで、不偏不党を謳いながら

特定の政党をクローズアップするような報道をしたり、特定の宗教の

イデオロギーをたれ流しにするような番組を放送するのが

果たして放送倫理の面で適切なのかどうかこちらも検証すべきでは

ないでしょうか。

書籍にしろテレビ番組にしろ嫌なら見なければいいと言ってしまえば

それまでだけれど、確固たる信仰やイデオロギーを持った人間には

自分の考え方や民族性を真っ向から否定されている書籍が客室に

置かれていたりテレビで流れているというだけで嫌なものだし、

何よりも南京大虐殺のような政治問題や宗教的思想で政府見解を

我が国や他国の人々に押し付けてはそれこそ大政翼賛会になってしまうし、

多様な文化を持った人々が世界中から集まる東京オリンピック

控えていることもあり、他国の人々にイデオロギーを押し付けていると

嫌悪感を抱かれないようにホテルのような公共の場やテレビの電波を

借りた特定のイデオロギーの宣伝に対して我が国の政府やメディアが

目を光らすことも必要と思うし、首都圏で問題となった

ヘイトスピーチ団体への公共施設の使用の差し止めや一種政治団体化

してしまった感のある日教組に対して集会でのホテルの使用が差し止められた

事案も多様性の中で生きる我々にとっては止むをえない措置だったと

思うのです。

多様性と信仰の自由というテーマで浮かんでくるのが選挙中から

イスラム教徒の入国禁止や白人至上主義を標榜して大統領に就任した

アメリカの新大統領です。

アメリカ第一主義はいいけれど、多様性を否定して信仰の自由を否定し、

ヘイトスピーチを黙認や肯定して自由の国と言われるアメリカを破綻させて

しまったらしっぺ返しが来るぞと新大統領と政権与党となった

共和党に警鐘を鳴らしたいところですがいかがでしょうね。