読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

mikenyan88の日記

折に触れて自分の思ったことをアップしていきます。

コツコツ

俺はこの世で一番無責任と言われた男、、、コツコツやる奴はご苦労さん、、、

と陽気に歌う植木等に、コツコツやる奴が日本を作っているんですよと

反論のように熱く言い放つ高橋克典の姿が印象的なアルコール飲料

CMが筆者の心に残っています。

CMをはじめて見たときは、道楽者のように気楽に歌う植木等

熱い目でコツコツやることの重要性を語る高橋克典のギャップに戸惑った

ものの、幼い頃からコツコツやることが美徳であって楽なコースや

近道を取るのはサボりのようなネガティヴなイメージがあったので

植木等よりも高橋克典のことばのほうが正論と思っていました。

でも、昨今この植木等のことばが見直されているのは何故だろうと思った時

筆者のみならず我が国の大人たちが働き蜂のようにコツコツと

勤勉に働くことに疑問を感じて、植木等のようにガリ勉や仕事の虫は

やめて気楽に行こうよと思うように少しずつ考え方が変わってきたように

思うのです。

確かに我が国の国民の勤勉な性格がもはや戦後ではないと言われた

高度経済成長期を支えたことも事実だけれど、そうした無理な

急成長が高度経済成長期当時から社会問題になっていた公害問題や

高度経済成長期の終わり頃から明るみに出はじめた過労死などの

負の側面を産んで、平成の世となってから、筆者のように小学生の

頃から学習塾通いが当たり前でコツコツやることを美徳と信じて

疑わない若者に漬け込んだいわゆるブラック企業を野放しにしてきた

ことも事実だと思うのです。

植木等高橋克典のどちらが正論かと二者択一で問うのは無理があるかも

しれないけれど、花鳥風月など関係なく毎日毎日遅くまで仕事や

受験勉強にコツコツ取り組むことが人間としていいことなのかと

言うと疑問に思うところがあるし、心も体もピンピンしているのに

会社や学校をズル休みするのはいけないけれど、ブラック企業

土日夜昼なく仕事に追われて潰れそうになった時に、思い切って

本当は熱などないのに熱があるから休ませてと会社に電話してみたら

いいリフレッシュの機会になって、休み明けからまた仕事を

頑張ることができたし、その時筆者の脳裏にテレビで見た植木等

姿が浮かんだのでした。

コツコツかダラダラかと言う議論はナンセンスだけれど、働き方改革が

政府内でも議論になって世間もマスコミもブラック企業に厳しい目を

向けて、ブラック企業の犠牲になった筆者しかり悲運の死を遂げた

元社員の女性にとっても念願であった滋賀県庁や日本中央競馬会などと

いった影響力のある団体が電通との入札停止を決めたこの折に

ブラック企業に警鐘を鳴らすように肩の力を抜くことの重要性を説いた

植木等が見直されているのはいい傾向と思うし、植木等ブームが

一過性のものに終わらずに、コツコツやらせるブラック企業

我が国から出て行けという強いメッセージになればと思います。