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mikenyan88の日記

折に触れて自分の思ったことをアップしていきます。

何でも病気にせずに

携帯のメールマガジンで見かけた、この時季の食欲不振や昼間の眠気は

冬季うつ病のサインかも、、、という記述に、臨床心理学の知識がある筆者は

どことなく違和感を覚えました。

信頼できる大手企業の発行しているメールマガジンだけれど、

些細な日常の体調の変化を心身の重大な病気のサインと安易に結びつける

表現手法はテレビの健康番組でも良く見られることだし、

このメルマガの発行側の本来の意図は読者の健康増進ではなくて

批判を浴びて閉鎖に追い込まれたまとめサイトのようにSEO対策や

ネット通販サイトへの誘導、広告料収入にあることは想像に難くないので、

こうした背景を知らずにメルマガの記述を鵜呑みにして

何だか食べたくないし真っ昼間なのに眠いけれど自分は冬季うつ病という

耳慣れない病気なのだろうか、精神疾患だなんて会社や家族に知れたら、、、

と思い悩むことは間違いであると思うのです。

だからちょっと眠かったり食べたくないぐらいならただの仕事疲れとか

正月疲れと軽く考えて胡散臭いメルマガの記述は読み飛ばすべきだし、

それでも心配と言うなら半分茶化したように番組が実施した健康診断の

結果が悪かった芸能人をブラック患者などと言って笑いの種にしていた

ビートたけしのバラエティー番組を思い出せばいいのです。

科学的な根拠がないと断定的に言われている血液型占いと同じで、

ステレオタイプ的な判断であなたは病気ですとか健康ですとか

テレビ番組や胡散臭いメルマガや情報サイトに決められては気持ちの

いいものではないですからね。

うつ病の確定診断がそんなに容易に少ないエビデンスでできるなら

精神科医臨床心理士も要らないし、精神科や心療内科の診断は

人工知能に任せてしまえという話になりますから。

でも実際は体の病気に比べて心因性の病気は複雑な要因が絡み合って

いることが多くて専門家でも診断に迷ったり誤診をすることが珍しくないし、

精神科や心療内科の治療体制が都市部を中心に近年充実してきて

臨床心理士に相当する資格も国家資格になろうとしているけれど、

心療内科の乱立で過当競争になり、言動に疑問符がつく心療内科医が

出てきたり、心の病の治療に絡む診療報酬の不正受給などが明るみになって

かつて自分が担当した元横綱朝青龍のゴシップネタや

自分自身と福岡ソフトバンクホークス王貞治会長の

愛娘との破局騒動をネタにして世間の失笑を買った某精神科医のことを

笑っていられないと思うのです。

心の病の実態の正しい理解がなかなか進んでいないことも事実であるし、

うつ病心の風邪とも言われるので、カウンセラーをかつて志した

筆者がこんなことを言うのも自己否定のようだけれど、自分は病気でないし、

自殺や自傷を考えるほど思いつめていないなら、胡散臭いメルマガに

一喜一憂せずに小春日和の昼下がりなど誰しも眠くなるし、

食欲不振も正月のおせち料理の食べ過ぎのせいさと言って「かぜ」が

過ぎ去るのを大人しく待つのも一つではないでしょうかね。

付け焼き刃の知識でネットで見つけた心療内科に行っても、

待っているのは先の朝青龍の元主治医のような人物かもしれないですからね。