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mikenyan88の日記

折に触れて自分の思ったことをアップしていきます。

過激さの再考を

友人がサプライズを企んで作った落とし穴に誤って落ちた若者が死亡して

しまうという事案が以前起きたことがあります。

落とし穴を作った側にも大切な親友を殺めようなどという意図は

なかっただろうし、落とし穴を作った側も誤って

転落した側も責められないような何とも

やりきれない事案と言えますが、直接の関係はないかもしれないけれど、

この事案の前後ぐらいからテレビのバラエティー番組に、

安全に配慮して撮影していますとか、専門家の監修の元、、、とか、

この「ゲテモノ」は食品として市販されているものですとか

以前なら見られなかったような注釈のテロップが観られるようになって、

バブル景気の頃のような過激な演出を売り物にするような番組はめっきり

減ったように思うのです。

視聴者や子どもへの悪影響を懸念するPTA、企業イメージが悪くなると

苦虫を噛み潰すスポンサーの意向に配慮したのだろうし、

一視聴者として見ればテレビ東京の番組でテリー伊藤が行ったような

過激な演出を懐かしむ声も分からなくもないけれど、バブル景気の頃とは

視聴者の嗜好も変わっているのだし、フジテレビやTBSテレビの

バラエティー番組で出演者が不十分な安全対策のために死傷してしまうという

痛ましい事案が過去に起きていることも鑑みれば、視聴者やスポンサーを

不必要にハラハラさせることなく安全第一の番組作りを行うために

過激な演出を自粛することも止むをえないと思うし、テレビ局側も

先の死傷事故やテレビ東京の過激なバラエティー番組を黒歴史とせずに、

きちんと自局の過去と向き合って欲しいと思うのです。

冒頭の落とし穴の事案もこうしたバラエティー番組を模倣して起きたことも

考えられるけれど、プロ野球の優勝のときに見られるような胴上げや、

先に触れたような過激なバラエティー番組でもかつて見られた酒の一気飲みを

安全第一の観点から素人は自粛すべしという風潮が広がったように、

大掛かりなスタッフを引き連れて多額の制作費をかけて作っている

バラエティー番組をむやみに模倣してYouTubeSNSで注目されるために

過激な動画を作成し投稿する行為も我々ネットユーザーは慎むべきと思うのです。

公共の電波を使っている以上、いくら過激と言っても売り物のおでんを

突いたり、凶器を手にして宅配会社の営業所に押し掛けるような行為が

バラエティー番組で流れることはないけれど、命も顧みず鉄道のホームから

ふざけて飛び降りる動画をYouTubeにアップした高校生などは世代的に

テレビに影響されやすい年代であるし、我が国のメディアリテラシー教育が

不十分なことも踏まえてテレビ局側も間接的にでもこうした行為を誘発する

ような表現は考え直して欲しいと思うのです。

年末年始にも正月は無礼講とばかりにこうした過激なバラエティー番組が

放送されたし、ドッキリで有名人を落とし穴に落とす企画だけでよく

2時間以上の特番ができたな、この番組に出ていた芸能人は打ちどころが

悪かったら大怪我していたぞというSNS上の批判の声に放送したフジテレビと

番組のスポンサーは、番組を半ば私物化しているとされるとんねるず

石橋貴明の顔を伺うよりも冒頭のような悲しい模倣事案を無くすためにも

真摯に答えて、過激な演出が視聴率に直結していない現状も踏まえて

番組のあり方を再考して欲しいところです。

確かに過激な演出は視聴者の興味を引くけれど、ドッキリだけで

うんざりするような長時間特番を編成するテレビ局にはどこか

違和感を覚えてしまうし、女性タレントをターゲットにしたドッキリの

中にセクハラや女性差別と言われかねない演出が見られたことも踏まえて、

テレビ各局には気持ちよく見られるような番組作りを心がけて欲しいと

思うのです。

過激な演出やお色気がご法度のNHKのバラエティー番組を評価する声も

少なくないし、タモリ明石家さんま所ジョージビートたけし

志村けんなどお笑い界の大御所も過激やお色気一辺倒ではない

バラエティー番組で評判を呼んで視聴率を稼いでいるのですから

不必要な過激さやお色気をバラエティーから取り去っても番組は

成り立つと思うのですがいかがでしょうね。