mikenyan88の日記

折に触れて自分の思ったことをアップしていきます。

ドラえもんの街

テレビ朝日系列の長寿アニメ、藤子・F・不二雄原作のドラえもん

アニメでも原作のマンガでも作品の舞台は東京都練馬区とされているけれど、

作品の冬のシーンを見ると空き地でスキーをしたり大きな雪だるまを

作ったりと我が国の太平洋側では現実的に難しい情景が描かれていることに

気づきます。

このドラえもんについては、作品の研究者が長い原作のマンガの連載の

間に作品の舞台が同じ東京都でも小田急線沿いの世田谷区から

西武線沿いの練馬区に移ったのではと指摘したり、

アニメの脚本を担当していたシナリオライターも別に舞台を都内に

せずとも自分の好きな山形県米沢市を舞台にしても原作の世界観を

壊さないシナリオは書けると述べています。

東京都と米沢市ではロケーションが違いすぎるだろうと言われそうだけど、

土管のある空き地や昔懐かしい商店街など、ドラえもんが永らく愛されている

秘密でもある日本の原風景というキーワードには、東京都よりも米沢市

ほうが確かに合致すると思います。

雪と戯れるドラえもんのび太君の生き生きした姿を重視するならば、

ドラえもんに匹敵するほど海外でも認知度の高いNHK総合テレビ

連続テレビ小説おしんにも描かれた山形県の雪景色もいいけれど、

筆者はやはり原作者の故郷の富山県高岡市を推したいと思います。

東京都と市内の新高岡駅北陸新幹線で直結したこともあって、

高岡市ドラえもんの街に見立てる聖地巡礼の内外のファンが訪れている

ことは嬉しいけれど、惜しまれるのは高岡市を走る第三セクター鉄道

万葉線ドラえもんを前面に打ち出した戦略で観光客を集めているのに、

同じ高岡市を走るあいの風とやま鉄道線JR西日本氷見線城端線

ドラえもんをキーにした観光客の誘致にあまり積極的ではないことです。

万葉線をはじめ高岡市周辺を走るローカル線は高齢化や過疎化に伴う

乗降客の減少に苦しみ、北陸新幹線並行在来線である

あいの風とやま鉄道線だけでなくJR西日本の路線で残った氷見線

城端線の先行きも不透明だし、新高岡駅へのかがやきの停車を増やす

ためにもJR西日本あいの風とやま鉄道線も我が国の代名詞のような

ドラえもんを前面に打ち出した観光戦略を自治体と一緒に

考えてはと思うのですがいかがでしょうね。