mikenyan88の日記

折に触れて自分の思ったことをアップしていきます。

世界にひとつだけの卒業式

先日終了したSMAPの人気バラエティー番組。

TwitterSNSなどネット上の大きな反響はある程度予想していたけれど、

この番組の終了に際して我が国の官房長官や中国政府までコメントを出す

異例の事態に、改めてSMAPというグループが国内外で愛されて一時代を

築いたことを実感するとともに、同じ事務所の後輩の国分太一SMAPには

追いつきたくても追いつけないと言ったのも理解できる気がしました。

でも、ネット上の反応でこのスマスマの最終回を葬式のようとか

地上波テレビの終焉の象徴のように論評する向きにはいささか疑問を

持ってしまいます。

確かにファンの最終回だからSMAP全員が生出演して挨拶して

欲しかったという気持ちは理解できるし、番組の途中でファン向けに

出したSMAPメンバーの挨拶のテロップはほんとうにメンバーが原稿を書いたのか

わからないと言われても仕方ないし、文書でファンに挨拶するにしても

メンバーの直筆のメッセージを放送すべきだったと思うのです。

だからと言ってこの番組を葬式のように評することにはやはり抵抗を

感じてしまいます。

花いっぱいのセットでSMAPが歌う姿が葬式に見えたと言いたいのだろうけど、

音楽の教科書にも採用されるような名曲でありSMAPの代表曲の

世界にひとつだけの花でグループとしてファンにお別れをしたいという

ことはSMAP5人の総意だったと思うし、お別れは寂しいけれど

最後がこの曲で良かったと思っているファンも少なくないと思うのです。

この世界にひとつだけの花の歌詞や世界観を考えれば花いっぱいのセットに

なるのも道理だし、葬式というより花いっぱいの春までグループ活動を

続行できなかったSMAPのグループとしての卒業式と表現したほうが

後味の悪い終焉を望まないファンの気持ちを尊重できるように思うのです。

死を意味する葬式ならば先はないけれど、同じ寂しい別れの儀式でも

卒業式ならば明るい未来が待っているのですから。

このように表現すれば番組を放送したフジテレビへの批判は当たらないと

思うし、このスマスマの最終回を地上波テレビの終焉のように評する向きには

テレビにはバラエティー番組だけでなく子ども向けのアニメやニュースの

ような報道番組もあるし、災害が起きるとすぐにNHK総合テレビ

つけるという人やポケモン妖怪ウォッチドラえもんのような

アニメを楽しみにしている人がいるようにネットメディア全盛の時代でも

地上波テレビを必要としている人が少なからずいるのだし、

地上波テレビが要らないというならまとめサイト騒ぎしかり電通の女性社員の

自殺の引き金になった急速なネットメディアの隆盛についていけない

広告業界の問題点についてどう考えるのかと問いたいところです。