mikenyan88の日記

折に触れて自分の思ったことをアップしていきます。

手紙

年賀状書きに追われる人も多いこの時季に、日本郵便が来年以降の

ハガキなどの消費税転嫁とは直接関係ない値上げを発表したことに、

改めてSNSの普及によるハガキや封書の需要の減少を実感させられました。

実際、自分の身近なところでも、叩き売りのような年賀ハガキの特売を

いつまでも止めない金券ショップを見かけたり、休日返上で

年賀状の販促に取り組む郵便局の局員など、年賀状が売れていない、

正確に言えば年賀状の需要が急激に落ち込んでいることを実感させられる

光景を目の当たりにしました。

この年賀状の不振と対照的なのが、系列のまとめサイトが批判を浴びる中、

週刊文春や世間を小馬鹿にしたようなLINEが流出して顰蹙を買った

ベッキーを起用して年末年始のキャンペーンの告知を大勢のカメラの

前で行ったLINEです。

ゲスの極み騒ぎをネタにするならCMよりもしくじり先生に出ろと言いたくなる

ベッキーはともかく、話題の格安スマホを手にした人の中にはこのLINE目的の

人も少なくないと思うし、仕事の連絡もLINEで済ますとか、

テレビ局や外食チェーンが視聴者参加型の番組やクーポンの配布に

LINEを活用していることからも手紙の需要の減少とは相対的にLINEが

急速に市民権を得ている事実が伺えると思います。

連絡や挨拶以外にハガキを求める人の目的であった懸賞も、

最近ではこのLINEの利用者を対象にしたり、応募者のビックデータの処理が

ハガキや封書よりも楽だし、ハガキの乱雑な文字を担当者が苦労して

読むこともなく、懸賞の主催者側にとっても応募者に宣伝目的の

メールマガジンを送付したり、懸賞に付随したアンケートによって

統計的な処理を前提としたビックデータを収集できるといったメリットも

あるので、郵送限定というものは減ってきているように思います。

じゃあ懸賞から年始やクリスマスの挨拶や仕事の連絡までみんなLINEで

できるから手書きの手紙はいらないかというと筆者はそうは思いません。

LINEのスタンプや携帯電話の絵文字のようにメールやSNSでも

送り手の感情を相手に伝える術はあるけれど、やはり手書きの文字には

表情や個性が出るし、スマホをタップするよりもペンを手に取って

心を込めて相手のことを思って書いた手紙のほうが手間は掛かっても

確実に相手に喜ばれると思うのです。

年始やクリスマスの挨拶をやっつけ仕事のようにメールやLINEで済ますのは

簡単だけれど、ほんとうに大切な相手だけでもいいから手書きの年賀状を

送ってみてはと思うのですがいかがでしょうね。