mikenyan88の日記

折に触れて自分の思ったことをアップしていきます。

ロングシートの良さ

JR北海道の札幌市近郊に、ロングシートでデッキのない通勤型電車が

導入されたとき、北国にデッキのない車両が大丈夫か、

関西の新快速電車のようなクロスシートよりも快適性で劣って

首都圏の地下鉄と同様におちおち駅弁も食べられないロングシート車両は

好きになれないと鉄道ファンから批判が起きました。

でも、地元のマスコミの反応は真逆で、通勤型電車をもじってロングシート

痛勤緩和と立席のスペースの多い通勤型電車の導入を歓迎するものであり、

その後開業した北海道新幹線新函館北斗駅函館駅方面の

アクセス列車のはこだてライナーにも立席のシートの通勤型電車が

導入されました。

確かに先の鉄道ファンの論調にあるように、ロングシートは味気ないし

旅情もないと言ってしまえばそれまでだけれど、クロスシートは快適だけれど

立席のスペースが少なく座れないと窮屈な感じがするし、

ロングシート車両に比べて車椅子で乗りにくいことも事実なので

ロングシート車両にはロングシート車両なりの良さがあると思うのです。

先に触れた北海道だけではなく、JRグループが発足してからの地方の

通勤型電車には、トイレがない、座れない、安普請の車両で

寒風が窓の隙間から容赦なく入ってくると言った批判があるけれど、

長距離を走る列車にはトイレ付きの通勤型電車を充てたり、

混雑する列車には増結したりすればこうした批判は起きないし、

使い捨てのような車両作りの発想をやめて寿命が長く

バリアフリーにもきちんと対応した車両を充当すれば批判されるどころか

新型車両の導入でローカル線のイメージが良くなると思うのです。

料金の掛からない大手私鉄の特急もクロスシート車両で運行されることが

多いけれど、競争相手のJR線も快速列車がロングシート車両や

セミクロスシート車両で運行されているケースも多いし、

筆者もこうした私鉄特急のクロスシート車両の自由席で座れず

窮屈な思いをした経験があるので、快適に乗れることや、混雑時に

お客の積み残しを出さないことを優先して、私鉄の特急の自由席や

JRグループの快速列車はクロスシート車両にこだわらず

セミクロスシート車両やロングシート車両を路線の状況に応じて

導入すれば良いと思うのです。

寒い時期にデッキのない通勤型電車は停車中の車内に寒風が吹き込むという

問題は寒冷地以外にも徐々に広まりつつあるドアの半自動扱いを

普及させれば良いのですから。