mikenyan88の日記

折に触れて自分の思ったことをアップしていきます。

川越え

読売ジャイアンツが多摩川グランドを練習拠点にしていた頃から、

多摩川を見て育ったという旅行ライターが、この多摩川が流れる

東京都と神奈川県の県境のように県境には一級河川のように

明確な区切りがあるという固定観念があるので、

羽越本線沿いの新潟県山形県の県境のように列車に揺られていると

いつの間にか隣の県に入ってしまうような県境には軽い戸惑いを

覚えると述べていました。

筆者もこの旅行ライターと同じ考えであり、愛知県と岐阜県

三重県との県境には木曽川長良川揖斐川のいわゆる木曽三川があって、

愛知県から東隣の静岡県に向かえば巨大な浜名湖があってと、

愛知県と隣県の県境にはシンボル的なものがあるので、

先の新潟県山形県のようなシンボル的なものがない県境には

やはり戸惑いを覚えてしまいます。

もっと言うならば、名古屋市から北名古屋市清須市春日井市などの

隣町に列車で向かうとやはり庄内川や矢田川と言った河川を越えることに

なるので、筆者は冒頭の旅行ライター以上に川を越えないと隣県や隣町に

入った気がしないという固定観念のようなものが強いのかもしれません。

これには筆者や先の旅行ライターが育った環境の要因もあるけれど、

高速道路でも一般道でも道路標識で違う県や違う町に入ったことの

認識できるドライブと違って、鉄道の線路沿いには都道府県や

自治体の名前を示す標識がほとんどなく、愛知県に入りました、

三重県に入りましたと言ったような車内放送もないので、

ドライブよりも汽車旅のほうが好きな筆者のような人間には

地図を持っていなくて車窓に一級河川のように目じるしがないと

列車がどこを走っているのか、いつ県境を越えたのか

知る術がないというのもあると思います。

でも、県境に目じるしがないならないなりに列車の走行地点を想像する

楽しみもあるし、地元と違う県境には逆に興味をそそられることも

事実なのでこれからも車窓を眺めて列車がどこを走っているか

想像を巡らす楽しみは尽きないでしょうね。