mikenyan88の日記

折に触れて自分の思ったことをアップしていきます。

砲弾当たれば怪我をする

今年の流行語大賞を席巻した、週刊文春絡みの流行語たち。

中でも次々と有名人や政治家のスキャンダルを暴いてきたこの週刊文春

報道姿勢を端的に表現した文春砲ということばは印象的でした。

確かに筆者も公金を公金と思っていないような甘利明氏や

舛添要一氏のスキャンダルがこの週刊文春に暴かれたときは

胸のすくような思いでしたが、この週刊文春に限らず、

ゴシップ記事を日々追い求める週刊誌やタブロイド紙

ワイドショーの芸能リポーターのやり方は極端すぎて

対象者を追い詰めていたり、まとめサイト騒動のように

あることないことでっち上げた客観的な根拠に乏しい記事も

少なからず存在するのではないかと思うのです。

パパラッチということばが広く世間に知れ渡ったのは男性スキャンダルで

マスコミから追われていたイギリスの故ダイアナ元妃が交通事故死した

ことがきっかけでしたが、彼女の死後も国内外の過激なパパラッチの

有名人や政治家への過剰な取材合戦が止むどころか加熱しているような

感があるように思います。

確かにゲスの極みゲスの極みだけれど、ゲスの極みにも

家族や友達がいて、人権や生きる権利もある訳だし、自由民主党

武部勤元幹事長とライブドア堀江貴文元社長を巡る旧民主党

偽メール騒動のようにありもしないスキャンダルをでっち上げて

世間を混乱させるのは対象が公人だけにある意味

まとめサイト騒動よりも罪が重いと思うのです。

また、後ろ指を指されるようなことをした人間が有名人や政治家であっても

公人とは言えない家族は無関係というケースがほとんどであって、

ゲスの極みの家族ならば多少好奇の目で見られるのも有名税

一種だというひとりよがりな考えは許されないと思います。

さて、我が国で先の甘利明氏や舛添要一氏が文春砲にあたって

討ち死にしたようにお隣大韓民国でも不正を許さないマスコミの

力で大統領が辞任に追い込まれました。

でも、このお隣大韓民国の騒動を冷静に見てみると、

大統領がアンチエイジングや美容整形をしていたとか正直どうでもいいと

思ってしまうし、EU離脱決定後に国民投票の結果を悔やんだ国民が

少なからず存在したダイアナ元妃の母国のイギリスや、

政治経験のない実業家が次期大統領に内定した後で

国を二分する事態になってしまった超大国のアメリカのように、

大韓民国の国民もマスコミの扇動のために大統領が辞任に追い込まれ、

政治不安や経済の混乱が起きて大統領を辞任に追い込んだことを

後悔することにならなければいいと思うのです。

マスコミの報道姿勢の点ではこの大韓民国の騒動以上に気掛かりなのが、

写真週刊誌の薬物報道のために突然引退を発表した我が国の

人気俳優です。

引退発表の直筆の文面からも彼がダイアナ元妃同様マスコミ、

いやパパラッチに追い詰められていたことが伝わってきたし、

彼がマスコミの追跡を苦に自ら命を絶つ前に芸能界の表舞台を去る

選択をしたのはある意味良かったのではないかと思うのです。

たけし軍団フライデー襲撃事件のように我が国では

パパラッチが善で追われる側が悪のような風潮があるように

思われるけれど、我が国にしろ大韓民国をはじめとする

諸外国にしろ、疑わしきは被告人の有利にという刑事裁判の

不文律とペンは剣よりも強いけれどペンが刺さって痛がるどころか

死んでしまう人間もいることを肝に銘じてマスコミには

節度ある報道姿勢を心がけて欲しいものです。