mikenyan88の日記

折に触れて自分の思ったことをアップしていきます。

効かねば意味なし

ストレス社会と言われて過労死や過重労働が社会問題になる中で

昨年従業員50人以上の事業所に社員のメンタルヘルスチエックが

義務付けられたそうです。

この50人という数字を機械的に当てはめるならば、この

メンタルヘルスチエックの義務化以降に悲しい事案が起きてしまった

電通はおろか、筆者の在籍していた会社も義務化の対象に

該当するはずですが、こうして従業員の心理面のチエックが義務付けられ、

臨床心理士の資格の国家資格化が決定された後に電通の事案が起きて、

筆者が働けない体になってしまった責任を取れと元の会社に言っても

塩対応されるにとどまったことを考えると、メンタルヘルスチエックは

義務化されたものの実効性が伴っているかどうかは疑問であると

言わざるを得ません。

このメンタルヘルスチエックと並び従前から会社員の心身の健康を預かって

いるのが産業医ですが、筆者はこの産業医の制度にも疑問に思う部分が

あります。

担任の教師やいじめっ子、家族などに筒抜けになるのが嫌でいじめの

相談をスクールカウンセラーや学校の養護教諭にできない児童や

生徒がいるのと同じで、産業医も読んで字の如く会社を介して

患者と知り合うことになる存在なので、会社員時代の筆者がそうで

あったように、産業医に話した内容が上司や会社に筒抜けになって

不利益を被るのが嫌でパワハラ、セクハラ、過重労働の悩みを

産業医に話せないサラリーマンも少なくないと思うし、

会社側の周知不足で産業医の存在や役割を十分認識していない

会社員もいると思います。

この産業医の制度や先に触れたメンタルヘルスチエックの制度にも

再検討の余地があると思いますが、会社や家族の目を気にせずに

腹を割って心身の不調を話せる医師やカウンセラーは

会社員時代の筆者のように会社や上司の紹介を受けたり

相談したりするのではなく、自力でこっそり探すのがよいのでしょうか。

筆者は会社に頼らずに自力で腹を割って話せる心療内科医を見つけましたが、

それはたまたま運が良かったのかどうかは何とも言えないです。

ただ、ルーティーンのように病院や相談機関に行っても仕方ないし、

ケアである以上は効かないと意味がないと思うのです。