mikenyan88の日記

折に触れて自分の思ったことをアップしていきます。

新幹線と鯖街道

その昔、海のない京都市に北陸の海産物を運ぶために使われていた

いにしえの街道、鯖街道

今の福井県小浜市付近と京都市を結んでいたこの鯖街道が、

平安京の時代から時を経て、北陸新幹線の建設ルートの候補地として

思わぬ形でクローズアップされることとなりました。

現在、上越新幹線と分岐する高崎駅から石川県の金沢駅まで

開業している北陸新幹線は、この金沢駅から西に向かって福井県敦賀駅まで

建設されることが決まっており、福井県内でも北陸新幹線南越駅を

早期実現させようというスローガンとJR西日本W7系電車の

イラスト入りの看板を見かけたり、在来線の駅を改築したり

高架化したりと北陸新幹線を迎える準備が進む県都福井駅

北陸新幹線の仮の終点になる予定の北陸本線敦賀駅など、

徐々に新幹線の足音が聞こえはじめた感がありますが、

敦賀駅から先の延伸ルートは未確定の状態でした。

それが、採算面の問題のある京都府舞鶴市経由のルートを除外し、

冒頭の鯖街道に沿って小浜線沿線から京都府に南下するルートと

敦賀駅から今の北陸本線に沿って滋賀県米原駅東海道新幹線

乗り入れる2つのルートに絞られたことで、開業はまだまだ先に

なりそうだけれど北陸新幹線の全通が具体的に見えてきたように思います。

この鯖街道沿いのルートと米原駅経由のルートはどちらも一長一短

ありそうだけれど、米原駅経由のルートだと東海道新幹線に乗り入れることが

大前提であり、リニア中央新幹線の開業の前に途中から分岐する

北陸新幹線東海道新幹線への乗り入れをJR東海が承諾するかという

現実問題があるし、中京圏や滋賀県の湖北地方と北陸との連絡は、

米原駅まで北陸新幹線を伸ばさずとも北陸自動車道を走る高速バスや

北陸本線の特急しらさぎで充分なように思います。

一方で鯖街道沿いのルートは建設費は掛かりそうだけれど、

現状ではローカル線と化している小浜線沿線の活性化が期待できるし、

小浜線沿線と京都府大阪府北陸新幹線で結ばれることで、

新たな地域の交流の促進や関西圏からの移住者による地域の

活性化が期待できると思います。

それに、この鯖街道沿いのルートだと京都府までは東海道新幹線

別線になることが確実なので、鯖街道沿いに京都府を目指し、

京都府から大阪府まで北陸新幹線独自のルートを取れば

東海道新幹線との直通問題を考える必要もなくなり、

北陸新幹線東海道新幹線の直通のために車両や地上設備に

投資する必要もなくなるはずです。

鯖街道といえば、北陸新幹線の建設工事が進む福井県も、

鯖街道沿いのルートでも米原駅のルートでも北陸新幹線の車両が

走ることとなる京都府大阪府も鯖寿司が名物なので、

いつの日か北陸新幹線が全通する日が来て、富山県の鱒寿司と

福井県や関西の鯖寿司を食べ比べできたらいいですね。