mikenyan88の日記

折に触れて自分の思ったことをアップしていきます。

変革

民主党、共和党の両候補の接戦が伝えられるアメリカ大統領選挙

ヘイトスピーチや女性蔑視、セクハラと言われても反論できないような

政治家の経験のない不動産王の予想外の善戦は正直理解に苦しみますが、

ヘイトスピーチやこれに類似した差別的言動に批判的な黒人や

ヒスパニックの層は彼の国ではまだまだマイノリティーであって、

アメリカという国では白人の意見が優越してしまうという

何とも言いがたい現実と、前回のオバマ大統領の誕生のときのように

閉塞感を打破する変革を期待する層がこの共和党の不動産王の善戦を

下支えしたように思います。

でも、このオバマ大統領が任期中にアメリカをガラリと変えたかというと

疑問符が付くし、我が国を振り返っても変革を叫んでも大して実績を

上げられずかえって周囲の失望を買った事例がいくつか思い浮かびます。

先のアメリカの事例のように既存の政治家や政治勢力への失望感から

変革を期待する有権者の支持を集めた河村たかし名古屋市長の

減税日本橋下徹大阪市長大阪維新の会が既存勢力の既得権を

打ち破ることができなかったり、仲間割れや議員の不祥事で

国会での議席を失ったり空中分解のようになったりと

大きな変革を実現できないまま有権者の支持を失ったことは

記憶に新しいですし、政治の世界以外でも、超変革という

キャッチフレーズを掲げたプロ野球阪神タイガース

クライマックスシリーズ進出を逃したり、視聴率の底上げを狙った

東京キー局の大胆な番組改編が失敗に終わったりと

変革を叫んでもしくじり先生という結果で終わってしまった

ケースが思い浮かびます。

今回の大統領選挙で選出されるアメリカの新しい大統領や、

先に触れた河村たかし名古屋市長との連携を模索する

小池百合子東京都知事には変革が看板倒れに終わった内外の事例を

反面教師にしくじり先生と呼ばれないようにして欲しいものです。