mikenyan88の日記

折に触れて自分の思ったことをアップしていきます。

対等な命

筆者の地元の名古屋市のある国立病院の重度心身障がい者の病棟で

給食のスープに異物が混入する騒ぎがあって横浜市の病院で

点滴に洗剤の成分が混入された騒ぎが収束していないのに模範で

あるべき国立病院がこの体たらくでは情け無いと思いました。

でも、それ以上にやるせない思いがしたのが、京都市障がい者施設で

あろうことか職員が入所者の居室のドアノブを外してしまい

勝手に入所者を閉じ込めにしていたという事案です。

職員が不足していたという事情があるにせよ監禁紛いの行為を行ったことは

断じて許されないし、神奈川県の障がい者施設の殺傷事件で

障がい者に対するヘイトスピーチ紛いの思想を持った人間が

罪のない障がい者を殺めた教訓は生かされなかったのかという

思いがします。

この殺傷事件にしろ、冒頭の国立病院の事案にしろ、京都市の閉じ込め騒ぎに

しろ、問題の根源には障がい者と健常者の間に依然として目に見えない壁があり

障がい者と健常者の命が対等であると思っていない人間が

少なからずいることが一因のように思います。

パラリンピック障がい者を扱ったチャリティー番組が終わったら

それまでは目標に向かってハンディキャップをバネに頑張る障がい者

応援していたのに手のひら返しのごとく障がい者を自分たち健常者と

異質な存在と思うようになってはどうしようもないし、

教育機関や家庭で障がい者問題や障がい者と同じく弱い立場につけこまれて

不良少年の暴行などの被害に遭うことがあるホームレスの方々の存在に

ついてきちんと教育や議論や啓蒙を行い、どんな人間であっても

命は対等であると教えるべきと思います。

そんな悩ましい現状の中で、性同一性障害の児童向けの

トイレを一般の男子トイレ女子トイレと別に設けたある小学校の

取り組みは評価できるし、少しずつでも障がい者の地位が向上し

不当な扱いや不利益を被ることがなくなれば言うことなしです。