mikenyan88の日記

折に触れて自分の思ったことをアップしていきます。

超変革と蛍雪の功

蛍雪の功といえば、蛍の光の歌にもあるように不夜城などという

ことばのなかった時代に蛍の光を頼りに勉学に励んだ二宮金次郎

ような勤勉な努力家を表すことばであるが、電通の社員の自殺問題を

きっかけに日本人の勤勉性が仇となって過重労働やブラック企業

野放しにされてきたという議論もされているし、これとは別の次元で

あるが、ポケモンGOに夢中で交通死亡事故を起こした輩と

歩きながら本を読んでいる二宮金次郎銅像がごっちゃにされて

歩きスマホを推奨するような二宮金次郎銅像を教育現場に

置くのは相応しくないという議論もある。

ポケモンGOは遊びだけれど、運転の途中まで必要ないのに

スマホを弄る必要が正直あるのだろうかと思うし、

このポケモンGOに大人たちがハマる現状を見ていると

息抜きの筈の遊びにまで肩の力を抜かず一生懸命取り組んでしまう

勤勉すぎる日本人の脆さの表れのような気がする。

さて、NTTドコモが従来型携帯電話、いわゆるガラケーの新規の発売を

打ち切るとリリースして慌ててスマホに機種変更せねばと思った人もいる

かもしれないが、ガラケーに比べ通信速度の速いスマホが今以上に普及すれば

ポケモンGOのようなゲームに中毒のごとくはまり込む人も出てきそうだし、

家でくつろいでいるのに矢継ぎ早に会社からの仕事のメールが来て

仕事とプライベートの区別がつかなくなってしまう人が増えやしないかと思う。

さて、冒頭に触れた蛍雪の功である。

蛍の光を頼りに勉学に励む人間は努力家と讃えられて

相応の結果も得られるであろうが、先の電通のようなブラック企業

22時消灯とか何とか言いながら社員にタイムカードを改ざんさせて

消灯されて真っ暗なオフィスの中でサービス残業を強いるのではないかと

いう思いがある。

蛍の光ならぬスマホの光でサービス残業を強いるようなブラック企業

栄誉どころかやり玉に挙げられて当然であるし、電通の女性社員の

尊い命を無駄にしないためにも、この電通をはじめとする

ブラック企業と取引先、監督官庁には超変革という姿勢で

過重労働の根絶に取り組んで欲しいと思うし、

二宮金次郎が問題というなら蛍雪の功ということばもほんとうに

美談のように語って良いのか議論すべきと思う。