mikenyan88の日記

折に触れて自分の思ったことをアップしていきます。

ハリネズミと桃太郎

携帯電話のCMで桃太郎と鬼が仲良くざっくばらんに友達のように

桃ちゃん、鬼ちゃんとやり取りするのを見て、微笑ましく思った

方もいると思います。

でも、実際のおとぎ話では鬼は桃太郎と家来にやり込められてしまうのは

周知のことだし、現実の社会生活でも立場や健常者、障がい者

関わらず敵を作らずに生きるというのはなかなか難しいことのように

思います。

この桃太郎を題材にした藤子・F・不二雄ドラえもんのエピソードで、

桃太郎が退治した鬼は実際は難破船の船長であり、ことばも

通じない我が国で遠い祖国に思いを馳せながら途方に暮れており、

そうした姿を不憫に思ったドラえもんがどこでもドアで

彼を祖国に帰還させてやるというものがありました。

このお話はフィクションであるけれど、何か筆者には考えさせられる

ものがありました。

本当はSOSを求めて村人に近寄ったのに、島国で外国人、ましてや

金髪の大柄の男など見たこともない室町時代の住人から鬼だと

いって恐れられてしまい竹槍や農機具の鍬で脅されたので

やむなくこのヨーロッパの船長は鬼に扮して身を守っていたというのです。

先にフィクションと書いたけれど、現在でも時折日本海側などに

朝鮮半島からの不審船が漂流して流れ着く事案があるように、

中世の我が国に異国の難破船が流れ着く事案があったとしても

おかしくないと思うし、外国人が当たり前のように我が国を闊歩して

いる現在でも、故意に外国籍の人間を中傷するヘイトスピーチ

これに類似したナチスドイツの流れをくむネオナチの問題が物議を

醸していることも紛れもない事実です。

それに、日本人である筆者もついこの間まではことばが自由に話せず、

意思表示が不十分なことをいいことに支援者を装う人間から

虐待紛いの行為や脅しを受けて、これではこちらがやられてしまい、

下手したら虐待の事実を訴えても信じてもらえなかったり

泣き寝入りを余儀なくされるのではないかと思って先の難破船の

船長のように自分の身を守るためにハリネズミのようにトゲトゲしい

態度を取った結果、支えてくれていた人が離れてしまったり、

かえって自分で自分の首を絞めてしまったように思うのです。

誰からも好かれる人間になって敵を作らないというのは

なかなか難しいけれど、障がい者外国籍の人間を鬼退治の

ごとくヘイトスピーチのような手法で排除するのではなく、

寛容な心を持って、冒頭のCMのように障がい者外国籍の人間も

我々日本人の友人だという姿勢で来るべき東京オリンピック

東京パラリンピックを迎えたいものですね。