mikenyan88の日記

折に触れて自分の思ったことをアップしていきます。

一律の外

名古屋市の相談機関に寄せられた障がい者差別の事例に、同じ障がい者

して疑問を感じる部分がありました。

まず、気になったのは、同じ車椅子の障がい者なのに、

ある人は混んでいるからと飲食店への入店を拒まれたのに、

別の人が同じ店を車椅子で訪れると今度はすんなり店に入れて

貰えたというものです。

店の混み具合も変わらなかったようだし、釈然としない対応ですし、

補助犬や車椅子、盲人の白杖を理由に飲食店への入店を原則断って

ならないのは周知の事実です。

車椅子を断ること事態問題なのに、この人は良くてあの人はダメという

姿勢では差別と言われても仕方がないでしょう。

もうひとつの気になる事例は集団登校に馴染めない学習障害

児童が、学校側の理解不足で転校を余儀なくされたというものです。

飲食店の入店を拒まれたら別の店を探す方法はあるけれど、

普通学校に入ることに問題がないとされた児童が故意ではないにせよ

こうした仕打ちを受ける事態になっては如何ともしがたいし、

本人はもとより親御さんの心中は察するにあまりあります。

冒頭の飲食店の事例も悲しい事案であり深刻な問題であるけれど、

筆者にとってはこちらの学習障害の事例のほうが個人的に

引っかかるものがあります。

筆者も障がいか性格かはわからないけれど、子どもの頃から

よくいじめを受けたし、集団登校についても正直馴染めず、

集団よりも遅れて出かけたりしていました。

でも筆者も困難にぶつかりつつも義務教育から高等教育まで

普通学級で通せたし、障がいがあるからといって一律に

特別支援学校に通わねばならないという決まりはないのです。

程度の個人差はあるけれど、発達障害学習障害は普通学級で

対応できるケースが殆どだし、差別だ塩対応だと言われたくないなら

一律のルールで縛るのではなく、給食の食物アレルギーへの

対応や医療的ケアの必要な児童への対応を含め、

マニュアル通りではなくケースバイケースで対応できないかという

思いがあります。

視覚障害者のホームへの転落が相次ぎ話題になっているホームドアの

問題を含め、障がい者のためにバリアフリーの対応を促進するのは

難しいものがありますが、それだけに敢えて全国一律のマニュアルに

従うのではなく、健常者であろうと障がい者であろうと誰かが

困っていたら老若男女関係なしに優しく声をかけるという

基本を忘れずにいれば、自ずと寛容社会になってくると思うのですが

いかがでしょうね。