mikenyan88の日記

折に触れて自分の思ったことをアップしていきます。

兆し

筆者がまだ新入社員だったころ、憂さ晴らしのような感覚で

1人で歓楽街に繰り出して浴びるほど酒を飲んでしまい、悪酔いして

たくさん吐いてしまったことがあります。

一歩間違えれば冗談で済まない事態になっていたので

若気の至りといって済ますことのできる問題ではないと思うのですが、

今にして思えばこれが筆者にとっての摂食障害の兆し、兆候だったように

思います。

これを境に段々笑顔が消えて、壮絶な闘病と手術の後で

不自由な体となって今に至るのですから。

でも、いくらストレスフルな状態だったとはいえ、酒に強くないのを

承知で深酒してしまったことは自分でも説明がうまくできないし、

上司や先輩に気に入られようと会社の飲み会などで

酒に強いふりをしていたり、臨床心理学の知識があるのに

自分の変調をうまく見抜くことができず周りに助けてと

言えなかったことは情け無いようなやるせないような思いがします。

地獄の入り口ならばまだ引き返してやり直すこともできたのに

地獄の底まで行ってしまったことは正直後悔しているし、

会社員時代に辛い、自分には無理だと誰かに言えなかったのかと

今でも後悔が募ります。

でも、今は何もかも失って不自由な身だけれど、変に周りに

取り繕ったり、強がったり周りの期待に添うために

頑張りすぎることもなくなって何故か自然体で

いられるような気がします。

さて、ブラック企業に籍を置いていた当時の筆者と同世代の

電通勤務の女性が過重労働が原因で自殺した事案を重くみて

労働局が電通の関係先に調査に入るとともに、

厚生労働大臣がこの事案は由々しき問題であると国会で

答弁する事態になりました。

電通という有名企業の事案ということを政府も重くみたのでしょうが、

志半ばで短い生涯を閉じた女性の死を無駄にしないためにも

官民挙げたブラック企業の対策と自殺という選択肢を取る前に

兆しの段階で気づけるような手厚い心のケアの充実を

政府には求めたいものです。